2026年のフレッシュ・ワロンヌの終盤、 INEOS Grenadiersのアクセル・ローランスが自転車に乗らず、手で押しながらコースを自らの足で走るという珍しい光景が捉えられた。
この姿は、かつてクリス・フルームが見せた有名なシーンを彷彿とさせ、中継やファンの間で大きな話題となった。
エースのメカニカルトラブルを救うための、迷いなき自己犠牲
La carrerita de Axel Laurence a lo Chris Froome en el Mont Ventoux.#FlecheWallone pic.twitter.com/xBSaMGujBP
— Eurosport.es (@Eurosport_ES) April 22, 2026
事の発端は、レース終盤のデレフ峠の登りでの出来事だった。
突然、アクセル・ローランスが自転車を押して走っている様子がカメラでとらえられた。
これは、過去のフレッシュ・ワロンヌでも好成績を残しているケヴィン・ヴォークリンが、不運にもメカニカルトラブルに見舞われてしまっただめだ。
その瞬間、近くにいたアクセル・ローランスは、自身も上位を狙える力を持っていながら、迷うことなく自身の自転車をケヴィン・ヴォークリンに差し出した。
この迅速な判断と自己犠牲により、ケヴィン・ヴォークリンは無事にプロトンへと復帰。
しかし、その代償としてアクセル・ローランスは、トラブルを抱えたヴォークリンの自転車を手で持ちながら、急勾配の坂を自分の足で走って進まなければならなくなった。
このランニング姿が、2016年のツール・ド・フランスでモン・ヴァントゥーを駆け上がったクリス・フルームの伝説的なシーンと重なり、注目を集めることとなった。
アクセル・ローランス自身のレース成績は事実上ここで終わってしまったが、エースの危機を救うために咄嗟に行動した彼の献身的な姿勢は、ロードレースにおけるチームワークの美しさを示す見事なプレーだった。
ちょっとバイクを押すニュースが続いてますね。





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