今年46歳となり、現役でプロレースに出場しているオスカル・セビリア。
Astana Qazaqstan TeamからTeam Medellin – EPMに移籍したミゲルアンヘル・ロペスと共に、今シーズンの初勝利を飾っている。
勝利したのは、アルゼンチンのブエルタ・バントラブ(Vuelta Bantrab)で2クラスのステージレース。ミゲルアンヘル・ロペスと共に並んでゴールしている。
ブエルタ・バントラブ第1ステージ
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ブエルタ・バントラブは、5ステージだが、その第1ステージから二人は独走。3位以下に3分54秒の差をつけて勝利している。
まあ、ワールドツアーチームで走っていたミゲルアンヘル・ロペスと一緒に抜け出して、後ろはTeam Medellin – EPMのメンバーが抑えるのだから当然なんだけど。
オスカル・セビリアは46歳だけど、未だに力は衰えていない。
グランツールでは、何度も上位に顔を出しており、リーダージャージをまとうことも何度もあった選手。2006年、オペラシオン・プエルトに名前があったことからドーピングの疑惑をかけられる。
ヤン・ウルリッヒとともに2006年のツール参加を拒まれてしまい、加えて同年7月22日、T-モバイルから契約を打ち切られてしまう。
2011年以降はコロンビアのコンチネンタルチームを渡り歩くことなり、現在はTeam Medellin – EPM。
コロンビアの女性と結婚して、南米に何年も住んでおり、2012年にはコロンビア国籍も取得しており、もうコロンビア人だ。
ブエルタ・ア・サンファンでは2017年総合2位、2018年総合優勝、2019年総合3位と常に総合上位の記録を残している。
そして、2020年ブエルタ・ア・サンファンではレムコ・エヴェネプール、フィリッポ・ガンナについで総合3位となっており、まだまだ健在だ。
コンチネタルチーム所属なので、出場出来るレースが少ないが確実に勝利に近い位置でゴールしている。
今は、ミゲルアンヘル・ロペスがいるのでアシスト役だが、十二分に務まっているのが凄い。
速報では、第2ステージでも集団ゴールの5位。総合首位をミゲルアンヘル・ロペスと共に同タイムでキープしている。
恐るべし46歳だ。
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