2024 パリ～ニース第2ステージ まさかのワールドツアー勝利!

第1ステージから優勝候補のレムコ・エヴェネプールは期待通りを動きを見せてくれた。

 

総合でのタイム差は、非常に少ないがパリ～ニースは、後半型だ。第2ステージは、スプリンターの戦いとなる。

 

第2ステージ ワリー～モンタルジ   177.6km

 

第2ステージは、どうみてもスプリンターのためのステージだ。第1ステージでゴールスプリントに参加できなかったライダーが待ち望んでいるステージとなりそう。

ただ、風が吹くと大荒れになるのが、パリ～ニース。今日はどうでしょうね。

 

1. 3級山岳　メニュル峠　1.2 km・5.7%
2. 3級山岳　ヴィルコナン峠　0.7km・6.3%
3. スプリントポイント　Puiseaux

 

スタート前

スタート前に、ゲラント・トーマスとレムコ・エヴェネプールが談笑。

 

オラフ・コーイがリーダージャージ。

 

残り96.9km。3級ポイントを狙った逃げはすでに消滅。ここからずっとサイクリングだとは思えないけど。

 

TotalEnergiesのマチュー・ブルゴドーが3級山岳トップでトータル15ポイントに。今日の山岳賞が決定している。

 

残り83km。誰もアタックをかけないのだろうか。

 

集団で落車。

 

Arkéa – B&B Hotelsのドナヴァン・グロンダンだ。Soudal – Quick Stepはジャンニ・モスコン。

 

ドナヴァン・グロンダンは、集団に戻っていく。

 

スプリントポイント　Puiseaux

スプリントポイント前でペースが上がる。

 

1位通過はBORA – hansgroheのマルコ・ハーラー。

1. マルコ・ハーラー　BORA – hansgrohe　10ポイント・6秒
2. マッズ・ピーダスン　Lidl – Trek　6ポイント・4秒
3. マティアス・スケルモースイェンセン　4ポイント・2秒

 

リーダージャージのオラフ・コーイは補給中。

 

Intermarché – Wantyのマディス・ミケルスが落車。昨シーズンは、ドイツツアー第3ステージで勝利している。

 

残り13.6km。まだペースが上がらない。

 

BORA – hansgroheのボブ・ユンゲルスがパンク。

 

Arkéa – B&B Hotelsのルーカス・オウシアンがカーブで落車。

 

残り4,9km。Lotto Dstnyのアルノー・デリーは最後尾付近にいる。

 

 INEOS Grenadiersのオマール・フライレ以外は、チーム毎にトレインを組んでいる。

 

残り1.4km。Tudor Pro Cycling Teamが先頭でトレインを組んでいる。

 

Tudor Pro Cycling Teamは、アーヴィッド・デクレインでゴールを狙う。

 

残り700m。先頭はTeam Visma | Lease a Bike。

 

Team Visma | Lease a Bikeのエドアルド・アッフィニが先頭だが、オラフ・コーイは後ろについていないぞ。

 

これはバンチスプリントだ。

 

BORA – hansgroheのダニー・ファンポッペルが上がってくる。

 

ダニー・ファンポッペルを後ろから、Tudor Pro Cycling Teamのアーヴィッド・デクレインが追い込んでくる。

 

左からダニー・ファンポッペル、アーヴィッド・デクレイン、Groupama – FDJのローレンス・ピティ。

 

アーヴィッド・デクレインが先頭でもがきまぐる。

 

アーヴィッド・デクレインは、すでにゴール前で勝利を確信。

 

アーヴィッド・デクレインが、そのままゴール!

後ろでは、チーム名が一緒に勝利のガッツボーズだ。

 

なんとプロチームのTudor Pro Cycling Teamがワールドツアーレースを制した。ファビアン・カンチェラーラは大喜びだろう。

29歳の遅咲きの、アーヴィッド・デクレインは、ワールドレース初制覇だ。

 

アーヴィッド・デクレインは、かなり差をあけて勝利している。

 

Tudor Pro Cycling Teamは、嬉しい1勝だ。

 

リザルト

アーヴィッド・デクレインのコメント

UAEツアーでは2位に甘んじてましたが、パリ〜ニースの第2ステージで、ついにすべてがうまくいきましたね。

これは僕にとって大きな意味がある。何度か惜しいところまで行ったんだ。本当に狙っていたんだ。ワールドツアー初優勝できてうれしいよ。

フィナーレではチームメイトに見事に先頭をキープされましたね。

本当に素晴らしいチームパフォーマンスだった。マッテオ・トレンティンは、僕らのグループで何をすべきかをよく分かっている。決勝では冷静でいることが重要だ。

その後、2人のオランダ人を頼りにしていたよ。彼らは本当に素晴らしい仕事をしてくれた。

ラスト200mで、チームメイトに少し引っかかってしまった。彼に叫んだらどいてくれて、ダニー・ファンポッペルのホイールに飛び乗ることができた。スピードで後ろから追い上げることができた。

チームであるTudor Pro Cycling Teamにとっても画期的な出来事だ。このフォーメーションは、これまで最高峰レベルでは勝利したことがなかったですからね。

いいステップを踏んでいる。私も少し年をとったが、まだ進歩している。このメンバーでやれることが分かってうれしい。

 

第2ステージ　リザルト

総合

ローレンス・ピティのコメント

こんなことになるとは、まったく予想していなかったよ。この美しいレースで黄色のリーダージャージを着ることができてとても嬉しい。2位でフィニッシュしたのは残念だけど、アーヴィッド・デクレインはとても強かった。

これから何を期待しているのだろうか？

我々は強いチームとともにここにいる。今は、リーダーのダヴィ・ゴデュが何を成し遂げられるかが楽しみだ。自分自身を驚かせるかどうか？間違いなくね。

初めての大きなステージレースだからね。素晴らしい経験だし、将来のために多くのことを学んでいる。明日はタフなステージになるだろう。リーダージャージをキープしたいが、それは難しいだろう。

ポイント賞

山岳賞

新人賞