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人間として認識して貰うためのバイオモーション サイクリング テールライトFLOCK LIGHTは足元を照らす

機材情報
Image credit: projectflock
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夜間に練習する人や、自転車通勤で夜間も乗る人は自動車から見えるように赤いテールランプを自転車やヘルメットに付けて乗っているでしょう。

赤いランプが点滅することで、自転車に乗っている人を認識して貰うためだけど、ドライバーから見ると人とは認識できないことが2019年のオーストラリアの調査で分かっている。

現在、クラウドファンディングで資金調達しているFLOCK LIGHTは、人間が走っていることを認識してもらうために作られたライトだ。

5.5倍速く認識されるために、事故の危険性は各段に低くなることが予想される。すでに、目標額を大きく上回っているFLOCK LIGHTの内容を見てみよう。

 

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FLOCK LIGHT バイオモーション サイクリング テールライト

冒頭に通常のテールランプとの違いが出てくるが明るさの違いは明白だ。

 

他の自転車のテールライトは、非常に明るい光出力または人目を引く点滅パターンに依存しており、夜間の走行中に確実に認識される。だが、人とは認識されにくい。

 

FLOCK LIGHTの意図するところは?

FLOCK LIGHTの場合には、ペダルをこぐ足の動きに光を当てることでドライバーの注意を引くことができるというメリットがある。

赤いランプの点灯だけでは、物体があることはわかるけど人間だとは認識されないということだ。

これはすべて、クレムソン大学の研究に基づいている。研究では、サイクリストの生体運動を強調すると、サイクリストの注目度が著しく高まることが証明されている。

サイクリストがより人間らしい動きをしているのを見ると、他の道路利用者の脳がそのサイクリストを認識しやすくなる。

また、自転車に乗っている人物のスケール感が向上するため、人物の距離をより簡単に認識できる。

 

Image credit: projectflock

 

人間の足の動きが見えれば、とてつもなく明るすぎる必要はないということだ。

 

通常ライトとの比較

Image credit: projectflock

 

確かに、光だけでは人間の足の動きは見えていない。

動く足に光を当てることで、FLOCK LIGHTは周囲からすぐに区別し、自転車に乗っている人間として強調してくれる。

 

Image credit: projectflock

 

上記の通り取付はとても簡単。シートポストに簡単に取り付け可能だ。

 

Image credit: projectflock

 

Flock Light を手に取ると、フライト タイム インジケーター ゲージが残りの乗車時間を知らせてくれるので、突然バッテリーが切れてしまう心配もない。

シンプルで直感的な操作性を維持し、4 つの照明モードだけで、あらゆる状況であなたの姿を見ることが出来る。

 

FLOCK LIGHT spec

Image credit: projectflock

 

最大出力の Biomotion モードで 3 時間稼働。また、明るさを抑えたグループ ライド モードもあり、6 時間の照明で強度レベルを下げたバイオモーション機能が含まれている。

従来の背面に面したライトのみを使用するデイタイム モードでは、1 回の充電で最大 12 時間。

または電力がほとんどなくなると自動的にオンになる低電力エコモードで最大 200 時間まで使用できる。

 

  • 重量 47g
  • 950mAh、3.7v リポバッテリー
  • IPX5の防水評価
  • 3時間の充電時間
  • USB-C 充電式
  • 寸法:70×35×30mm
  • 3~ 200 時間の実行時間

Flock Light は、Kickstarter で予約注文を受け付けている。早期購入サポーターは72ドル(約9,700円)。

最終小売価格は84ドル(約1万1千円)。実際の出荷は2023年9月頃からとなる。人間の動きに焦点を当てた、こんな製品がもっと増えるといいですね。

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