XDS Astana Teamのマイク・テウニッセンが、2026 ツール・ド・フランスや近代サイクリングの変化について自身の見解を語った。
2019 ツール・ド・フランス第1ステージ優勝を飾り、マイヨ・ジョーヌを着用した経験を持つ彼だが、近年のレースの高速化と難易度の上昇に対して率直な思いを明かしている。
ポガチャルの圧倒的な強さと、クラシックレーサーの苦悩
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ポッドキャスト番組のインタビューに応じたマイク・テウニッセンは、近年のツール・ド・フランスの難易度が劇的に上がっていることに言及した。
特にタデイ・ポガチャルのようなトップ選手の圧倒的な実力や、ベン・ヒーリー(EF Education-EasyPost)ら登坂力のある選手の台頭により、スプリンターやクラシックレーサーが活躍できる機会が激減していると指摘する。
また、栄養学やコースリサーチの進化により、プロトン全体のレベルが底上げされており、かつてのように細かな工夫でアドバンテージを得ることが難しくなっている現状も明かした。
今年のツールでは、パリ〜ニースでステージ優勝を飾ったチームメイトのマックス・カンターを勝たせるため、最終発射台としての役割に専念する予定だ。
ツールのコース設定や、近年のレース全体の変化についてどのように感じていますか?
がっかりしているのは、レースが本当に難しくなりすぎたことだ。タデイ・ポガチャルはその気になれば今年10ステージで勝てるかもしれない。
スプリンターに残されたチャンスはごくわずかで、クラシックレーサー向けとなればさらに少ない。
ご自身の脚質に合ったステージでも勝負するのは厳しいということでしょうか?
その通りだ。本来クラシックレーサー向けに設計されたはずのステージでも、ベン・ヒーリーのような選手が勝ってしまう。
急勾配の登りで体重1kgあたり7ワットでアタックされたら、自分のようなタイプには何もできない。
プロトン全体のレベルアップも感じていらっしゃいますか?
昔は栄養学やコースの知識などで差をつけることができたが、今はもうほとんど通用しない。自分自身も成長しているが、他の全員も同じように成長している。
だからチームにも正直な気持ちを伝えたんだ。レース中は、自分がいつ千切れるか、その瞬間を待ちながら1日を過ごすことが多いとね。
今年のツールでは、マックス・カンター選手のリードアウトを務める予定ですね。
自分の主な役割はマックス・カンターの最終の男になることだ。彼がツールでステージ優勝するのは不可能ではない。
実際、今年のパリ〜ニースでも勝っているし、ツールで勝っても驚かない。自分がブリュッセルで勝った時よりも驚きは少ないはずだ。




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