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Metから、軽量のMipsAir脳保護システムを備えたTRENTA 3K CARBON MIPS登場

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Metは、TRENTA  CARBONミップスエアロロードヘルメットをアップグレードし、MIPSの軽量脳保護ソリューション「Air」をパッドに統合した。

エネルギー吸収層とパッドの間に10~15mmの相対的な動きを持たせることで、クラッシュ時に脳に伝わる回転運動を軽減する。

また、ヘルメット全体の重量もMIPSを搭載しながら、225gと驚くほど軽量に抑えられている。

 

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TRENTA 3K CARBON MIPS

 

暑いコンディションや極限の努力のために完璧な通気性を備え、高性能なエアロダイナミクスを提供するTRENTA 3K CARBON MIPS

 

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UAE Team Emiratesも使用する究極のレーシングヘルメットだ。

TrentaはMetの3Kカーボンテクノロジーを採用しており、カーボンの弾性率を生かし、EPSの密度を20%低減させることができたという。

「その結果、軽量かつ高性能なシェルが実現し、ベンチレーションヘルメットの新しいスタンダードとなる」とMetは主張。

また、ヘルメットのエネルギー吸収能力にも影響を与えないとしている。

 

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前面の吸気口の位置は、「ベンチュリー効果」…わかりやすく言うと冷却を利用している。

ベントは、ヘルメット内の暖かい空気を、特別な位置にある排気口から押し出す。

これにより、風を受けて抵抗が生じることなく、ヘルメット内に一定の空気の流れが確保される。

ヘルメットの後部は、その通気性の良さに大きな影響を与え、内部からの暖かい空気の排出は重要な優先事項となっている。

 

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そのため、25度傾斜のフラットなリアディフレクターを採用し、アグレッシブなライディング時のエアフローを最適化するために、2本のワイドエキゾーストを搭載している。

さらにメットは、ライディング時の涼しさを確保するために、ヘルメットと接触する頭の部分を最小限に抑えている。

接触するのはわずか30%で、残りの70%は内部空洞を通過する最適な気流の恩恵を受けることができるという。

ミラノのニュートン研究所での風洞実験を経て開発されたメットは、エアロダイナミクスの観点から薄型のカムテールを搭載。

NACAフロントベントやリアディフレクターとの相乗効果で、効果的にエアフローを促進する。

 

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また、サングラスをヘルメット内に収納したい人のために、ラバーグリップ付きのサングラスポートを装備し、安全に収納できるようにしている。

 

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MIPSを搭載しながら、重量はMサイズの重量は225g。

MIPSとは

ヘルメットの内側に保護レイヤーを設け、衝撃を受けた方向に頭部をスライドさせることで保護性能を向上させ、脳へのダメージを軽減させる革新的なテクノロジー。
MIPS搭載のヘルメットには、イエローのMIPSロゴが付記されている。

 

TRENTA 3K CARBON MIPSのMipsはMipsAirだ。

 

Metが主張する保護性能の高さを考えると、印象的な重量だ。従来はMサイズで220gだったので、5gの増加で収まっているのは凄い。

また、暗い場所での視認性を高めるために、後部には反射材が使用されている。

価格は£280(約4万3千円)。

Met Trenta 3K Carbon Mipsは、S(52-56cm)、M(56-58cm)、L(58-61cm)の3種類のサイズが用意されている。

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