UCIグラベル世界選手権に出場するライダーのスタートリストが発表されている。
女子エリートは48人、男子エリートは138人。男子エリートで注目はシクロクロス世界王者に3度なったマチュー・ファンデルプールだ。
マチューがグラベル選手権で使用するバイクがAlpecin-Deceuninckから発表されているので見てみよう。
CANYON Grizl
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CANYONは2種類のグラベルバイクを製造している。スピード重視のGrail。まず、こちらはフレーム形状も少しエアロになっており、ハンドルはダブルデッカーバー。ロードでも走れることを目指している。
もう一つのグラベルバイクは、Grizl。こちらはより大きなタイヤクリアランスでアドベンチャー重視のモデルだ。
今回マチュー・ファンデルプールは、Grizlを選択している。フレーム重量はGrail CF SLXが830g。Grizl CF SLXは950g。今回はより重いグラベルバイクを選択しているが、タイヤクリアランスを重視しているのだろうか。
コンポはGRXグループではなく、Dura-Ace Di2を使用。登りはそれほどなく、幅広のカセットも必要性がない。
フロントは52×36と大きくない。GRXでないのは、メカニックが手元にあるコンポで組み立てたからかもしれない。コースはストラーデ・ビアンケとそれほど違うとは思えないし。
ホイールは、Shimano Dura-Ace C36カーボンホイール。タイヤは、Vittoria Terreno Dryを装着。
ハンドルもCANYON一体型コクピットを使用。サドルは、Selle Italiaの、カーボンレールを備えた Flite Boost Kit Carbonio Superflowサドル。これらはロードと変わりないですね。
ペダルも、Shimano Dura-Aceをそのまま使用。190kmのグラベルロードに合わせてフレームとタイヤを変えた感じかな。
マチュー・ファンデルプールは、すでにグラベルバイクに慣れたと言っているので走りも期待して良いのでは。日曜日のレースを期待しておきましょうか。
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