ジロ・デ・イタリアに初出場するAlpecin-Fenixのエース、マチュー・ファンデルプール。
今年のジロはハンガリーからスタートする。
- ステージ1、5月6日:ブダペスト–ヴィセグラード、195km 短い登りゴール
- ステージ2、5月7日:ブダペスト–ブダペスト、9.2km(ITT)
- ステージ3、5月8日:カポシュバール–バラトンフュレド、201km 平坦
- 休憩1日目、5月9日
- ステージ4、5月10日:アヴォラ–エトナ、166km 山岳でエトナに向かって登りゴール
第1ステージでマリアローザを狙っているマチューは、更に第2ステージのTTでもマリアローザをキープしようと考えているようだ。
そのため、マチューはTTバイクの練習もしている。
TTバイクでav38.8km/h
第1ステージでマチュー・ファンデルプールがマリアローザを獲得する可能性は高い。ゴールは、5.5kmの上り坂(平均勾配4.2%)でフィニッシュする。
少し登りの距離が長いようにも思えるけど、行けるのかな。
もし、獲得すると2021ツール・ド・フランスのマイヨジョーヌ着用に続いての快挙となる。マチューは、5月1日にTTバイクで57kmを走破。
第2ステージは、9.2kmなので十分な練習距離だ。ただ、マチュー・ファンデルプールはそれほどTTはまだ開発されていない。
ワウト・ファンアールトは、Jumbo-Vismaに移籍してから風洞実験や集中的なトレーニングでTTでもスペシャリストだ。
マチュー・ファンデルプールも、風洞実験とかでTTポジションを突き詰めていけば、スペシャリストになれる可能性は高いと思うのだけど、どうだろう。
Alpecin-Fenixでは、そこまで練習環境が恵まれている訳ではないので仕方ないのだけど。
昨年のツール・ド・フランスでは、マチューは同じような状況になった。
第5ステージの個人タイムトライヤルで5位となり、マイヨジョーヌをキープしたのだ。この時には、ワウト・ファンアールトと1秒差でしたからね。
この時には、イネオスのキャメロン・ワーフからPrinceton CarbonWorksのWAKE 6560ホイールを買ってましたけど、今回はどうするのかな。
第2ステージでの、マチューのTTバイクにも注目しておきたいですね。
Alpecin-Fenixのジロのメンバー
Alpecin-Fenixのジロのメンバーは以下の通り。
21. マチュー・ファンデルプール
22. トビアス・バイアー
23. ドリース・デポンド
24. アレクサンダー・クリガー
25. センヌ・レイセン
26.
27. ステファノ・オルダーニ
28. オスカル・リースベーグ
ティム・メルリエがパリ~ルーベの落車で肘に穴があいて、間に合わないのがいけない。
そのためか、まだゼッケンナンバー26番は誰が走るのか決まってないようだ。さすがに、グランドツアーを7人で走るということはないので、現在選考中といったところか。
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