ストラーデビアンケで見せたマチュー・ファンデルプールの2度のアタック。
最初のレ・トルフェのセクターでアタックした瞬間は、カメラが前から捉えていてグングン加速する様子がみられた。
だが、最後のシエナのカンポ広場に至る、最大勾配16%のサンタカテリーナ通りの石畳の上り坂では、カメラは上空からしか3人の様子を捉えることは出来なかった。
マチュー・ファンデルプールの加速は凄いものだったが、これをまじかでファンが撮影してくれていたので紹介。
マチュー・ファンデルプールのアタック
Questo lo scatto di #VanDerPoel su per Santa Caterina… Ho paura… #StradeBianche pic.twitter.com/FTjId3ViSo— tommaso lorenzini (@Texbomb) March 6, 2021
これは地元のジャーナリストTommasoLorenziniがツイッターに投稿してくれたもの。
これは、ファンデルプールによるサンタカテリーナへの攻撃です…。怖いほどだ。
私の考えでは、コースを変更したり、走行距離を増やすことを想像する必要はないと思います。
それは完璧な距離です。どんなサイクリストが勝利のためにプレーするようになったのかを見てください。実質的に(ほぼ)すべての人のためのレース。純粋な魔法、サイクリングの美しさ。
この勾配を、このスピードで上がれるのが凄い。しかも、これまで200km近い距離を走っての走りとは思えない。
さらに、これをSolowattaggioがInstagramにスローモーションビデオを投稿してくれた。
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サイクリングの世界では、ホイールの重量を削減することを考えているが、リムブレーキと比較して、ディスクホイールは、重量、圧力、交換するために必要な時間も必要だ。
世界がFTPについて考えている間に、ライド時間を作り限界でのトレーニングを行う。
普通の人はプログラムに従うだけで十分だと思う。だが、一方で5秒の加速で勝つ人もいる。マチュー・ファンデルプールは、ただ一つのことを考えている。それは強さだ。
マチュー・ファンデルプールの超越した強さは、機材に左右されないということも言える。
世界チャンピオンとツール・ド・フランスを制したライダーをいとも簡単に置き去りにするとは凄すぎる。
マチュー・ファンデルプールの強さはどこから生み出されるのか。駆け引きなしで、最初から一人で前を引いて、前にいる状態からアタックをかけて勝つなんて。
何度見ても凄いとしかいいようがない。
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