ベルギーで開催された2022-2023 X²Oバドカマートロフェー第4戦へレンタルスで優勝したマチュー・ファンデルプール。
このレースでマチューが、新型と思われるCanyon Infliteに乗っているのが目撃された。
私も見ていたのだけど、全く気付かず。それもそのはずで、変わっているのはケーブルが内装となっていることだけだからだ。
フレームについては、変更点は良くわからないが、それでもCanyonが新型のInfliteを用意されていると考えるのは理にかなっている。
Canyon Infliteの新型か?
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2023/01/55e7f9a16a64439fed5dd1295a516e28-800x589.jpg)
Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショットより
最もわかりやすいのは、スタートラインに並んだマチュー・ファンデルプールのハンドル周りだ。
これまで見られていたケーブルが全く見えない。
Inflite は、2017 年に本格的なシクロクロスレースバイクとして再考された。再設計により、フレームにはすぐに認識できるねじれたトップチューブが導入され、ライダーがバイクを担ぎやすくなっている。
最新版は、2022年9月に発売されている。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2023/01/Mathieu-van-der-Poels-Canyon-Inflite-CF-SLX-1-b38d7ba.jpg)
完全に統合されたコックピットケーブルが見えない Image credit: Jasper Jacobs
以前のInfliteはワンピースのCanyon H31 エルゴコックピット CFを使用していたが、ケーブルとブレーキホースは露出したままだった。
新型では、Canyonの CP0018 一体型コックピットを使用している可能性が高く、一体型のハンドルバーでケーブルを隠してヘッドセットに配線するステムを備えている。
CP0018と言えば、2021ル・サミンで、マチューが壊したハンドルだが、改定されている。
シクロクロスでも、ロードで使用されているCP0018 一体型コックピットを、そのまま使用することも考えられる。それともマチューが気に入っているからなのかな。
![](https://chan-bike.com/wp-content/uploads/2023/01/6374b0fbc83e7dcb300b4022732c3d98-800x571.jpg)
ケーブルが見える Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショットより
コックピットは別として、マチューのInflite にはほとんど変更がないように見える。決定的な判断を下すには、バイクをもっと見る必要があるだろう。
ここからのシクロクロスレースでは、マチューのバイクにも注目だ。
以下は2021年にマチュー・ファンデルプールが乗っていたCanyon Inflite CF SLXの詳細。
コメント