ロードバイクの情報を発信しています!

2026 ツール・ド・フランス:深夜・早朝の検査に広がる波紋 マテイ・モホリッチ「なぜフランス人は対象外なのか」

Image generated by Midjourney 海外情報
この記事は約5分で読めます。

ツール・ド・フランスの第2休息日およびタイムトライアル前夜にかけて、選手たちに対するドーピング検査が相次いでいる。

大会期間中には、タデイ・ポガチャルやヨナス・ヴィンゲゴーといった総合上位勢が深夜や早朝の抜き打ち検査を受けて大きな物議を醸した 。

 

 

スポンサーリンク

早朝5時の突撃検査とフランス反ドーピング機関への不信感

 

Bahrain Victoriousに所属するマテイ・モホリッチも、深夜・早朝のドーピング検査の標的となった一人だ。

個人タイムトライアルを控えた夜、彼の部屋にもコントロールオフィサーが訪れ、検査が行われた。

 

早朝5時のドーピング検査と検査体制の不公平さについて

 

早朝5時にドーピング検査を受けられたそうですが、当時の状況や率直な感想を聞かせてください。

僕たちにとってそれはかなり迷惑なことであり、休息や睡眠が妨げられて多くのエネルギーを奪われる。

僕自身は午前5時に検査を受けたけれど、ステージの終了が遅いため選手たちは夜中の12時頃にようやく眠りにつき、朝10時に朝食をとる生活をしている。

そのため、午前5時というのは実質的に真夜中と同じなんだ。

 

フランスの反ドーピング機関(AFLD)が執行している一連の検査について、どのように考えていますか。

あの機関はかなりの大予算を持っていて、それを何らかの形で正当化しなければならないという事実がある。

だから、自分たちが仕事をしていて、スポーツをクリーンで公平に保つためにコントロールしていることを証明しなければならないビジネスなのだと思う。

僕たちは自転車界の過去の歴史のツケを払わされているわけだ。

 

ルールの適用において、不公平さがあると感じられているのでしょうか。

それでも、人間的な限界を考慮してほしいし、少なくとも全員にとって平等であるべきだ。なぜなら、総合上位にいるフランス人の選手はこの検査を受けていないと分かっているからね。

 

UCIが見解を発表

 

ツール・ド・フランス期間中にITA(国際検査機関)が実施した深夜の抜き打ちドーピング検査に対し、プロサイクリスト協会(CPA)などから反発の声が上がっていることを受け、UCI(国際自転車競技連合)が公式声明を発表した。

声明の主な内容は以下の通り。

ドーピングとの戦いは絶対的な最優先事項だ。UCIは、夜間の検査が選手の休息や回復を妨げる事実は十分に認識している。通常の時間外に行われる検査は、限定的かつ正当な理由がある場合にのみ行われる「例外的な措置」であると念を押している。

2021年以降、ドーピング検査の計画から実行までを含むプログラムの管理は、独立性を担保するためITAに委ねられている。

UCIは、WADA(世界アンチ・ドーピング機構)の規定や該当国の法律(裁判所の承認など)を遵守している限り、ITAがあらゆる手段を行使することを全面的に支持する姿勢を鮮明にした。

自転車競技のアンチ・ドーピング・プログラムは、現在スポーツ界のベンチマークとして高く評価されており、サンプルの採取や分析、情報収集のために年間1000万ユーロ以上の資金が投じられている。

UCIは、ルールを守るクリーンな選手を保護し、不正を働く者を徹底的に追及するため、今後もITAの独立した活動をサポートしていく方針を明らかにしている。

 

UCIの声明全文は以下で。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました