2022ミラノ~サンレモのポッジオの下りから、捨て身のアタックをかけて逃げ切ったBahrain Victoriousのマテイ・モホリッチ。
彼のバイクには、ドロッパーシートポストが使われており、コースも入念に下見をしていた。
Bahrain Victoriousのバイクの一台に180mmのディスクローターが付けられているけど、これもマテイ・モホリッチのものではないかと推測している。
ドロッパーシートポストも使う?
マテイ・モホリッチは、下りのスペシャリスト。昨年のツール・ド・フランスでは4回逃げにのりステージ2勝をあげる活躍をしている。
残念ながら、今年のツールではマテイ・モホリッチはおとなしい。時折、逃げに乗ろうとアタックをかけるけども続かない。
チームメイトのフレッド・ライトのほうが3回逃げにのっており、第13ステージでは2位になっている。そのフレッド・ライトのInstagramのストーリーに以下の写真が掲載された。
ゼッケンナンバー84番は、マテイ・モホリッチのバイク。ミラノ~サンレモで使用したように、ドロッパーシートポストが装着されている。
ただ、第16ステージの降下でマテイ・モホリッチが飛び出すということはなかった。まず、逃げに乗れないのだから、アタックのかけようもないのかも。
ミラノ~サンレモ以降、マテイ・モホリッチの調子は上がっていないようだ。
スロベニア選手権ロードは、2年連続での勝利を狙わずにツールに専念した。スロベニア選手権TTには出場したが、チームメイトのヤン・トラトニクに8秒差で破れている。
残るステージで、マテイ・モホリッチが下りでドロッパーシートポストを使う場面が見られるのだろうか。少し期待してみておきたい。
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