Bahrain Victoriousは、来たる2022年シーズンに向けて、ルイスレオン・サンチェスとヨハン・プリースパイタースンを獲得したことを発表。
ルイスレオン・サンチェスはアスタナの顔というべきライダーで、来月38歳となる超ベテランだ。サンチェスは、2年契約なので40歳まで走ることになる。
ルイスレオン・サンチェス 2年契約
🙌 Welcome @LLEONSANCHEZ and @JohanPrice #RideAsOne
🗞️ https://t.co/Pi4TnfisVs pic.twitter.com/D9d0Rabhv5
— Team Bahrain Victorious (@BHRVictorious) October 14, 2021
ルイスレオン・サンチェスは、逃げのスペシャリスト。ゴール前のわずかなチャンスを逃がさずにチャージをかけてゴールを落としいれる。
2004年にLibertySegurosでキャリアをスタートし、Movistar、Rabobank、Caja Ruralに乗り、過去7年間はAstanaで過ごした。
キャリア通算で47勝をあげており、ツールでは4勝。2014ブエルタでは山岳賞を取っている。
2020年には、36歳でスペインチャンピオンとなっており、王者を記念して、カスタムペイントのバイクにも乗っていた。
今シーズンも、プルエバ・ビリャフランカ・オルディジアコ・クラシカで、ゴール手前から先行し、5人の逃げ集団でUAE Team Emiratesのフアン・アユソーを寄せ付けなかった。
2021ジロでも総合33位と力は衰えていない。Bahrain Victoriousでは、新城幸也と並んで最年長となる。
ベテランの走りに期待しよう。
ヨハン・プリースパイタースン
Men U23 ITT Podium
🥇@johanprice 🇩🇰
🥈@lucasplapp 🇦🇺
🥉@florianvermeers 🇧🇪#Flanders2021 pic.twitter.com/ZmSZXYBJfo— UCI (@UCI_cycling) September 20, 2021
2021世界選手権U23の王者。イネオスのルーク・プラップ、ロットのフロリアン・フェルメルシュを抑えての勝利は将来性を感じさせる。
現在、Uno-X Pro Cyclingと2年契約ですでにプロとして走っていたが、1年前倒しでワールドチームに進出だ。
ただ、TTの独走力をロードでは生かし切れていないのか、成績はTT以外はパッとしない。まあ、これからだろう。
ルイスレオン・サンチェスとヨハン・プリースパイタースンの契約は、22歳のポーランド人Filip Maciejukに続く2番目と3番目の移籍契約となる。
10月16日現在で、Bahrain Victoriousは18人の契約が完了だ。
コメント