最初に目を疑ったのはDi2の完成車で199,000円。
日本のメーカーでKHODAABLOOM(コーダーブルーム)。
Di2搭載は間違いありませんでした。105とアルテグラの電動コンポが入り混じってました。
KHODAABLOOM(コーダーブルーム)
KHODAABLOOM(コーダーブルーム)は日本のメーカー。
もともとは、マルキン自転車と言ってママチャリを作成していた会社。
マルキン自転車は、1932年(昭和7年)創業で86年の歴史があります。
こちらの写真は、1960年前後(昭和35年前後)に利用されていたマルキン自転車です。
1960年のサラリーマンの平均月収が1万8000円だった時代。自転車の販売価格は普及品が1万円、中級品が1万5000円、高級品が2万円でした。
給料を上回るんですから当時は、庶民にとっては高級車だったようですね。
その後、1998年に台湾の自転車メーカー、ジャイアント・マニュファクチャリングの関連企業になっています。
現在は、
- シティサイクルのメインのMarukin(マルキン)
- スポーツバイクのKhodaaBloom(コーダーブルーム)
などのブランドを有しています。
【追記2018.12.19】
丸金自転車は現在は、ほだか株式会社が商標登録を受け継いでいます。現在のマルキンブランドは丸金自転車が製造しているものではありません。
KHODAABLOOM FARNA 700-Di2
FARNA 700-Di2は定価の値段です。HPでもこの値段が希望小売価格となっています。
フレームはアルミ製。持ったのですが軽かったです。重量は8.4Kg。
リアディレーラーはアルテグラでした。
この価格で電動は凄いコストパフォーマンスだと思います。
初めて乗るバイクとしてはとても良いかも。
クランクは105でした。
世界最軽量の完成車アルミロード
KHODAABLOOMでは、最高峰のアルミフレーム技術であるEAST SL (Ex-Aluminum Shaping Technology Super Light) を用いた超軽量アルミフレームであるFARNA SLもあります。
シマノULTEGRA仕様完成車重量は7.4kg、シマノ105仕様完成車重量は7.8kgとカーボンロードと変わらない重量となってます。
最上級クラスのFARNA ULTIMATEは、6.4キロ(470mm)という最初から超軽量のバイクとなってます。
スペック
FARNA 700-Di2のスペックです。これ以上は値切れないですね。
フレーム | AL6011 EAST-L |
---|---|
フォーク | カーボン 1-1/8 ~ 1-1/4 |
BBセット | SHIMANO SM-BBR60 |
ギアクランク | SHIMANO FC-R7000 50/34T 430:165mm,465:170mm,500:172.5mm |
チェーン | SHIMANO CN-HG601 |
F.ディレーラー | SHIMANO FD-R8050 直付 |
R.ディレーラー | SHIMANO RD-R8050GS |
シフター | SHIMANO ST-R8050 |
ブレーキセット | SHIMANO BR-R7000 |
ブレーキレバー | SHIMANO ST-R8050 |
ギア | SHIMANO CS-R7000 11-30T |
ヘッドセット | セミインテグラルヘッド 1-1/8 ~ 1-1/4 |
ハンドルバー | φ31.8 430:380mm, 465:400mm,500:420mm |
ハンドルステム | 430:70mm,465:90mm,500:100mm |
---|---|
サドル | Prologo NAGO EVO ENDURANCE T2.0 |
シートピラー | φ30.9 430:300mm,465/500:350mm |
シートクランプ | φ34.9 |
ペダル | フラットペダル |
F.ハブ | SHIMANO WH-RS300 |
R.ハブ | SHIMANO WH-RS300 |
リム | SHIMANO WH-RS300 |
スポーク | SHIMANO WH-RS300 |
タイヤ | MAXXIS Detonator 700×25C |
チューブ | 700×23/25C FV=48mm |
付属品 | ベル、リフレクター、バッテリー、充電器 |
車種記号 | KB-19-019 |
Digital Integrated Intelligence(デジタル・インテグレイテッド・インテリジェンス)の略。頭文字のIが二つあるからD2。
SIS(シマノ・インデックス・システム)を礎に、Di2コンセプトにより開発されたコンピュータの制御による高精度なシフティングのこと。
まとめ
20万円以下で電動バイクが手に入るとは、KHODAABLOOM中々良いメーカーですね。
電動がいいなあ~と思うのは、長時間のライドです。さすがに5時間以上シフトチェンジを信号の度にしていたらメンドクサクなりますからね。と、いうか手が疲れます。
日本のメーカーでも20万を切る電動バイクが作れるんだから、各社モット安く作ってくれと思うのは私だけでしょうか??
コメント
コーダブルームはホダカのブランドですね。
ホダカ→hodaka→khodaa でコーダブルームなんでしょうね。
赤タイムさん、コメントありがとうございます。
さすが、良く知ってますね!
丸金自転車は1932年に設立されましたが、1977年に自己破産。現在はホダカ物産株式会社が受け継いでいます。
マルキンという名前を残してくれているのが嬉しい配慮です。
これには、気づかなかったです。
全部105にした方が安いと思うのですがなぜアルテを混ぜてるのでしょう?
かなり、前にみたバイクなので、いまならばあるかもしれませんね。例えば、ワイズロードとかならば、頼めば組んでくれるかもしれませんね。