2023年シーズンから、Jumbo-VismaとUAE Team Emiratesはドライブコンポーネントを変更するようだ。
まず、Jumbo-VismaはShimanoからSRAMに。UAE Team EmiratesはCampagnoloをやめて、Shimanoとスポンサーシップを結ぶと言われている。
そうなると、来シーズンからタデイ・ポガチャルはShimano Dura-Aceで走り、ライバルのヨナス・ヴィンゲゴーはSRAMで走ることになる。
Jumbo-VismaはSRAMに
Jumbo-Vismaは、Shimanoから米国の機材メーカーSRAMに変更となる。
情報によると、SRAMはShiamnoよりも破格の条件を提示したようだ。シューズや、いくつかの製品についても、他のメーカーに変更することが自由にできるようになる。
ただし、Lazer社のヘルメットとは継続的な契約がある。ただ、LazerもShimanoの傘下だけど。
1996年のRabobank ProTeam結成以来、シマノはマテリアル・スポンサーとして、チームに携わってきた。2013年以降、チームがBlanco Pro Cycling Teamとして存続することになっても、シマノは無条件にサポートを続けていた。
それには、シマノのヨーロッパ本部が長年オランダにあり、チームと会社の間には常に強い結びつきがあったことも関係している。
昨年夏にSRAMがJumbo-Vismaの新しい機材スポンサーになるオファーを出した後、先週、シマノが原則的な理由で金額が高すぎることを示唆したという。
まあ、価格競争入札に参戦するのは止めた感じかな。
シマノは今年、8つものワールドツアーチームのスポンサーになっており、また、シマノグループを自分で買って支払っているワールドツアーチームも7つある。
UAE Team EmiratesはShimanoに
UAE Team Emirates set to drop Campagnolo in favour of Shimano groupsets in 2023 https://t.co/T61T6tDdck
— Cyclingnews (@Cyclingnewsfeed) October 12, 2022
UAE Team EmiratesがCampagnoloをやめてShimanoに変更となるのは確定ではない。両者共に噂を肯定も否定もしていない状態。
来シーズンのコルナゴバイクには、ShimanoのコンポにホイールもShimanoになるかもしれない。
Campagnoloとしては、タデイ・ポガチャルがツール連覇を果たしたし、大きく成功をアピールしたのは間違いのない事実。UAE Team Emiratesのサポートから外れても良いと判断したのかもしれない。
来シーズンから
- SRAMを使用するチーム Trek-Segafredo、Movistar Team、Jumbo-Visma
- Campagnoloを使用するチーム AG2R Citroën Team、Cofidis
となりそうだ。2022年の使用コンポについては以下の記事を参考までに。
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