Jumbo-Vismaは、INEOS Grenadiersの将来のエースと思われていた期待の若手、ベン・トゥレットを移籍で獲得している。
ベン・トゥレットは、世界選手権ジュニアシクロクロスで2度の世界チャンピオンに輝いており、トム・ピドコックと同じ経歴を持つシクロクロス出身のライダーだ。
2年契約
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— Team Jumbo-Visma cycling (@JumboVismaRoad) August 17, 2023
ベン・トゥレットは、2020年にAlpecin-Fenixでプロデビュー。2022年にINEOS Grenadiersに移籍。
プロ初勝利は、2023コッピ・エ・バルタリ第3ステージでやってくる。この時には、2位にはエディ・ダンバーがはいり、INEOS Grenadiersはワンツーフニッシュの完璧な勝ち方となった。
2022ジロ・デ・イタリアでグランドツアー初出場。第2・21ステージの個人タイムトライヤルではステージ5位となり、総合系ライダーとしての資質を見せていた。
2023ツール・ド・ハンガリーでは総合2位。続く、ツアー・オブ・ノルウェーのプロローグで勝利。そのままリーダージャージをキープして総合優勝に輝く。
だが、この21歳の英国選手をINEOS Grenadiersは手放す。何故なのだろうか。有望な若手の総合系ライダーが来るということの前兆なのだろうか?
ベン・トゥレットのコメント
来シーズンからJumbo-Vismaのジャージを着ることを誇りに思う。私の目には、このスポーツのトップチームと映る。だから、その一員になることに大きなモチベーションがある。最初のトレーニングキャンプと最初のレースが待ちきれないよ。
ツアーライダーとしてさらに成長したい。このチームは今年すでにジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスで優勝している。
それに貢献したチームの経験豊富なライダーやスペシャリストから学びたい。それは本当に楽しい発見の旅になるだろうし、僕を信頼してくれたチームに感謝しなければならない。
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