サントス・ツアーダウンアンダー第1ステージは、Deceuninck – Quick Stepのサム・ベネットが見事な勝利。
いかにチームメイトのリードアウトが大切かを改めて見せてくれた。
Israel Start-Up Nationに移籍して最初のスプリントでアンドレ・グライペルは5位。これについて、チームメイトのリック・ツァベルがリードアウトの失敗について述べている。
2年ぶりの参加のグライペル
アンドレ・グライペルは、ツアー・ダウンアンダー総合優勝2回、ステージ優勝18回のキング・オブ・ダウンアンダーの1人だ。
だが、昨年はアルケア・サムシックに所属していたためにダウンアンダーには招待されていない。
今回は、Israel Start-Up Nationに移籍してワールドツアーに復帰。久しぶりのスプリント勝利を目指した。
Israel Start-Up Nationのメンバーは以下のとおり。
リードアウトは、アレクサンダー・クリストフを強力に助けていたリック・ツァベルだ。かれはアンドレ・グライペルをアシストすることを約束している。
リック・ツァベルも移籍組だ。
アンドレ・グライペルのコメント
Today we didn’t get the finish we wanted. Startet @tourdownunder with a 5th. But more important – Get my jersey and support NSW FIRE RELIEF with your donation . https://t.co/PmaLM2KvXM Thx a lot guys. pic.twitter.com/NElnxLc0fW
— Andre Greipel (@AndreGreipel) January 21, 2020
ゴール後のコメントでは
私は実際にうまく配置されていた。エリア・ヴィヴィアーニにパスされた時に、ザベルの後輪にこだわり過ぎていた。私の間違いだ。
これに対して、リック・ツァベルは
アンドレのためにスプリントを完璧に準備したかったので、彼の前にあまりにも長く留まってしまい、彼を少しブロックしてしまった。
彼の力をもっと信じて、ヴィヴィアーニにジャンプさせるべきだった。そうすれば、彼はより良い立場にいたでしょう。
だが、エリア・ヴィヴィアーニをまくれたとしても、4位でありマークするならばサム・ベネットであったはず。
同じように、リードアウトライダーとはぐれたカレブ・ユアンも全くスプリントにはからめなかった。あれだけDeceuninck – Quick Stepの完璧な連携を見せられると、改めてチームの力の差を感じてしまう。
スプリンターも一人の力では、集団の前方をキープすることは出来ない。いかにチームメイトの力を借りてスプリントを開始出来るかが鍵となる。
37歳のアンドレ・グライペルにとって、次は第4ステージまでスプリントを待たないといけない。
だが、それは他のスプリンターも一緒だ。
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