Campagnoloのグループセットの更新は2019年から止まっている。
だが、ここにきて新しいグループセットの情報がリークされている。米国でワイヤレスシステムを使用するためのライセンスが必要な場合は、連邦通信委員会 (FCC) からライセンスを取得する必要がある。
Campagnoloはライセンスを申請しており、シフターの情報が公開されている。また、いくつかの小売業者のWebサイトで、カセット、チェーンリングについても情報が漏れている。
ワイヤレスシフター

Image credit: Campagnolo
まず、シフターが親指シフトから、完全ワイヤレスとなる。上記写真に見えるようにCR2032のボタン電池で動作する。電池は、ゴム製のフードカバーをはがすことで交換可能となる。

Image credit: Campagnolo
シフターパドルには 2 つの独立したボタンがあり、1 つはシフトアップ用、もう 1 つはシフトダウン用となる。ブレーキレバーは引き続きブレーキングのみに使用される。

Image credit: Campagnolo
シフター本体の商品コードは「EP23-SRD12XXX」。これの意味は
- EP は Ergopower (カンパニョーロのコントロールの用語) の略
- 発売年は23年
- スーパーレコードのSR
- ディスクのD
- 12速の場合は12
現段階では、製品コードの「XXX」が何を表しているのかはわからない。Ekarグラベルグループセットのように13速とはならないのかな。
10tカセットスプロケット

Image credit: Northwest Bicycle
グループセットの詳細は、いくつかの小売業者のWebサイトでリークされている。新しいグループセットの名前は Campagnolo Super Record WRLとなるようだ。
10-25t、10-27t、10-29tの3つのカセットサイズがリストされている。
チェーンリングについては、50/34t、48/32t、45/29tが用意されている。通常使われる52/36t と 53/39tは見当たらない。カセットが10tから始まるのでいらないという判断だろう。
ただ、プロ用には大きなチェーンリングが用意されるかもしれない。
正式は発表は、45日前後と考えられているので、ジロ・デ・イタリアか、ツール・ド・フランス公開されると考えられる。
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