Wilierが全く新しいシリーズのバイクをクリテリウム・デュ・ドーフィネで見せている。
Wilierのバイクの種類には大きく分けて2種類がある。
- Filante エアロバイク
- Zero 軽量バイク
今回のプロトタイプのバイクは、この二つとは違っている。Groupama – FDJでは、レニー・マルティネスとダヴィ・ゴデュがこの黒いプロトタイプに乗っている。
A new (Winning) bike is coming.
Drop next 25th June. Stay tuned.#LoveMyWilier #RaiseTheBar pic.twitter.com/6yBflmV9JO
— Wilier Triestina (@WilierTriestina) May 29, 2024
メルカントゥール・クラシック・アルプ=メリティームで優勝したレニー・マルティネスが乗っていた。途中まではチームバイクの白だったが、落車した後から乗り換えたのだろう。
Wilierの新型バイク
この投稿をInstagramで見る
上記の映像はクリテリウム・デュ・ドーフィネで見られたプロトタイプのWilierのバイク。
この新型バイクは、エアロバイクのFilanteとも、軽量バイクのZeroとも似ていない。さらに、UCIステッカーにはコードが入っており、Wilier-Vertと書かれている。
現行バイクのコードは
- Zero SLはWIL-ZERSL
- Filante SLはWIL-FILSL
つまり、コードは通常モデル名と何らかの関係がある。このことから、この新型バイクは、Wilier Vertとなるかもしれない。
フレームには、Chase the light(光を追う) の文字がトップチューブなど数カ所にあり、軽量化がこのモデルの目的であることを示唆している。
Wilier set to launch mystery new bike as FDJ riders spotted on updated road bike ahead of the Critérium du Dauphiné
Find out more: https://t.co/abmFCDKFKM pic.twitter.com/2d72dYSq7C
— road.cc (@roadcc) June 2, 2024
フレームチューブのプロファイルは全体的に丸みを帯びている。細径のシートチューブ、浅いシートポスト、細いシートステー、適度にスリムなダウンチューブ。
エアロロードバイクにありがちな、切り詰めた翼形、リアホイールの前縁を切り取ったシートチューブ、一体化したフォーククラウン、ディープセクションのシートポストなどの特徴はない。
現在、クリテリウム・デュ・ドーフィネで、この黒いプロトタイプのバイクに乗っているのは、ダヴィ・ゴデュだけ。少し注意して、バイクを見ておきたい。
ただ、単独で独走とかしてくれないと、カメラが横づけ出来ないので、中々見れないのが現状ですね。Wilierは6月25日に発売すると予告している。
コメント