日本のタイヤブランドPanaracerがGravelKingシリーズを10年ぶりにバージョンアップ。
新しいトレッド コンパウンド、ビード、パンク保護システムを導入するとともに、サイジングを更新し、GravelKing X1 の形状のまったく新しいモデルを導入した。
Panaracerは、2014年にオリジナルのGravelKingを発表。それ以来、そのラインナップは、グラベルジャンルで最も著名なものとなった。
10年ぶりの更新で、数多くのGravelKingシリーズが発表されている。ここでは、フラッグシップモデルのGravelKing X1を紹介。
GravelKing X1
ラインナップ全体は、「BeadLock」と呼ばれるまったく新しいビード、TuffTexと呼ばれる独自の耐パンク素材の最新バージョン、ZSG Gravelと呼ばれる新しいトレッドコンパウンドなど、技術のトップダウンの再構築を受けている。
TuffTex しなやかな乗り心地
TuffTexは、しなやかでスレッド数の多いケーシングにより、正確に設計されたビード間耐パンク性を誇りながら、耐久性を保証する。
この革新に基づいて、TuffTex + はビード間の TuffTex 素材の二重層を特徴としており、耐穿刺性と全体的な安全性を強化している。
BeadLock セットアップを改善
BeadLock は、フック付きとフックなしの両方のさまざまなタイプのリムに対応することを目的としている。
パナレーサーによれば、この設計により、加圧チャンバーや CO 2キャニスターを使用する必要がなく、主に標準のフロアポンプだけでタイヤをシームレスに取り付けることができるという。
ZSG GRAVEL Compound
新テクノロジーのZSG グラベル コンパウンドは、独自の ZSG (ゼロ スリップ グリップ) 素材から正確に配合されている。
グラベルロード用に特別に作られたこのユニークなコンパウンドは、温度変化に対する優れた弾力性を保証し、極寒の寒さからうだるような暑さまで一貫したゴムの性能を発揮する。
X1TreadPattern
トレッドパターンも2年の開発期間を経て作られている。
X1 のセンター トレッドは、並外れた転がり速度を実現するために微調整されており、現実世界および実験室テストでグラベルキング SS と SK の両方の転がり抵抗を上回っている。
従来のグラベルタイヤ設計の標準に挑戦する X1 は、型を打ち破るサイドノブを導入。センタートレッドよりも高く、より積極的に配置されている。
タイヤのユニークな形状により、非常にスムーズな移行が保証され、さまざまな地形でもコントロールが維持される。
よりアグレッシブに、よりレーシーにと、2年以上にわたる研究開発と世界各地での実地テストの結果生み出された新モデルが『GRAVELKING X1』です。… pic.twitter.com/rafOzQlJhq
— パナレーサー株式会社 (@PanaracerJ) March 1, 2024
GravelKing X1には、35C、40C、45Cの3種類があり、2本で13,200円。
GravelKingシリーズ全体の公式サイトは以下で
コメント