Lapierreは、耐久ロードバイクPulsiumの第4世代を発売。
このバイクは、新しい軽量/エアロ レース バイク Xeliusをベースにした、よりエアロなシートステーデザインを特徴としており、フレーム重量は100g軽減されている。
フロントエンドも Xeliusに近くなり、新しいシートポストクラスターと組み合わせることで、時速 50kmで6.1ワットの節約になるという。
Lapierre Pulsium
Pulsiumのフレームセットの重量は、Mサイズのフレームで992gで、以前のデザインよりも 100g軽量化されている。
軽量化に貢献したのは、エアロなデザインのシートステーの再設計によるものだ。
前世代の Pulsiumは、シートチューブとシートステーがトップチューブと接する部分の間のスペースに SAT エラストマーブロックが配置され、コンプライアンスを高めていた。
しかし、新型Pulsiumのシートステーは、 2024年10月に発売された新型 Xeliusに見られる 3Dチューブラーシートステー デザインのバリエーションを採用している。
シートステーはシートチューブを迂回してトップチューブに接合されるようになり、これによりコンプライアンスと乗り心地が向上したとLapierreは述べている。
Xeliusのステーはまっすぐだが、Pulsiumのステーは上部に向かって曲がっており、これにより路面からライダーへの 50Hzの振動の伝達が軽減されると同ブランドは主張している。
丸いシートチューブとシートポスト、そしてステーのフレックスゾーンも乗り心地の向上に貢献しているという。
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Lapierreは、空気力学を改善するために、Xeliusのフロントエンド チューブ プロファイルも採用している。
新型Pulsiumを風洞試験したところ、時速50km/h 6.1ワット、時速35km/hで 2.1 ワットのエネルギー節約ができたと報告。
これらの数字は時速 50km/hで10kmあたり4秒、時速35km/hで10kmあたり5秒のタイム短縮となる。
Lapierreは、もっともレース向きなエンデュランスバイクとPulsiumを表現している。
完成車は、Pulsium5・6・8の3種類が用意されている。
- Pulsium 5.0 Shimano105 機械式€2,599(約43万円)
- Pulsium 6.0 Sram Rival Etap AXS €3,899(約63万円)
- Pulsium 8.0 Shimano Ultegra Di2€5,699(約94万円)
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