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2021世界選手権男子エリートの最終走者 47歳の挑戦!

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Image by David Peterson from Pixabay
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2021世界選手権男子エリートは、フィリッポ・ガンナが史上最速の記録で勝利。

女子エリートでは46歳のアンバー・ネーベンが4位に入っている。5週間前に骨盤骨折しているのに4位とは凄い。だが、彼女の場合には2度の世界タイトル獲得をしているエリートだ。

男子の最終走者は、ガーナ代表のクリス・シモンズ47歳。サイクリングの世界では無名だが、英国の首相も国会議員も彼の顔と名前を知っている。

クリス・シモンズは英国議会のコモンズのドアキーパーを20年しているからだ。

 

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ガーナ代表

(c)FreddyGuérin/ DirectVelo

 

クリス・シモンズはロンドン市民だけど、ガーナの国籍を持っている。元陸上の中距離選手だっだか、ケガのためにトライアスロンに転向。

2006年にメルボルンで開催されたコモンウェルスゲームスで国際的にレースに出場した初めてのガーナ人となった。

2010年にデリーで開催されたコモンウェルスゲームスではトライアイロンがなかったために、タイムトライヤルに出場。これもガーナ人としては初めてのことだ。

2019世界選手権個人TTに初めて出場。57位で最終走者だった。そして、今年の世界選手権もガンナから18分9秒遅れの最終走者。

大会には自己資金で参加している。彼が出場する理由は、未来のガーナのアスリートの為だ。ガーナは第3世界の国であり、後援と資金提供が難しい国だ。

2025年には、アフリカで開催される可能性が高い世界選手権に関して重要な先駆的な役割となる。誰かが道を築いておかないといけない。

 

クリス・シモンズは

年をとればとるほど楽になる。走るのは年を重ねるごとに難しくなるが、自転車は楽になるようです。

痛みを楽しむ必要がありますが、痛みに耐えられれば、半分は成功したようなものです。

 

昔に比べると長くスポーツも楽しめるようになっている。来年も未来のガーナのために、出場出来るように頑張って貰いたい。

 

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