アイルランドを拠点とする起業家Simon Chanは、バッテリーを使用せず、充電を必要とせず、速度制限がなく、無限の範囲を持つパワーアシスト自転車ホイールSuperWheelを発明。
「重量からエネルギーへの変換技術」(WTECT)と呼ばれる特許技術を介して重量と動きだけで動くSuperWheelは、標準のホイールと比較して30%以上の効率改善をもたらしてくれる。
SuperWheel
SuperWheelの仕組みは、サスペンションシステムの一種であり、反力を利用して追加のトルクを生成し、ホイールの回転を促進する。
これは、外部スプリングメカニズムと内部ドライブの2つのメカニズムで構成されている。
重量によって発生する作用/反力は、ホイールの上部でスプリングを圧縮し、下部で減圧する。
中心をピボットとして使用して、これをエネルギー変換し、反対方向の摩擦力を減らし、回転を容易にする。
10kgのアクティブウェイトを使用すると、7.3Nmから7.8Nmの範囲のモーメントを生成するメカニズムが示されている。
開発のきっかけ
この開発コンセプトのインスピレーションは、車のホイールのどこにでも毎日見られるもの。
なぜ中心から6時の位置までの線が、中心からどの位置までの線よりも短いのですか…もし…この衝撃がホイール機構の内部で起こっているとしたら?
と、開発者のSimon Chanは言っている。
下のビデオを見て、少し想像力を働かせれば、これは基本的に…単純なアイデアであることがわかります。
見たけど、全くインスピレーションはおこらないけど~(^^;
足を止めていてもホイールは動いてますね。
スーパーホイールは、特許取得済みの「重量(質量)からエネルギーへの変換技術」を使用し、E-バイクの代替として開発され、サイクリング効率を向上させる。
特徴をまとめると
- スーパーホイールは、サイクリングの効率を大幅に向上させ、人力のみに依存する革新的な自転車ホイール
- パワーアシストされ、重量によって動力を与えられる
- 軽量で、スーパーホイールは輸送が容易
- バッテリーも充電も交換もない
- 範囲制限なし
- 手間がかからず、メンテナンスが少ない
- 伝統的な価値観を持つ未来のテクノロジー
- 100%クリーンテクノロジー
20インチから700℃までのさまざまなホイールサイズがあり、どんな自転車にも取り付けることが可能。
価格は€ 395,00(約4万8千円)。予約はすでに完売済み。
電動アシスト自転車だと、バッテリーを交換しないといけなくなるが、SuperWheelだと追加の費用はいらない。
スピードがどれくらい出るのかは、ペダルを漕ぐ力にもよるでしょうけど、坂道でも軽く上がっているので結構パワーもでるんでしょうね。
コメント
アシストだけど、電動アシストじゃないよね?
try-lingualさん、コメントありがとうございます!
公式サイトを見ると。パワーアシストってなってますね。
題名を変えておきました。
しかし、不思議なホイールですよね~。考えつくところが凄い!