エガン・ベルナル（INEOS Grenadiers ）は2021年の計画を練っている最中で、今シーズンは彼のキャリアで初めてツール・ド・フランス以外のグランツールに出場する可能性が出てきた。
La Gazzetta dello Sportによると、2019年のツール・ド・フランスのチャンピオンは今年のジロ・デ・イタリアに出場する可能性を検討しているという。
だが、ジロには2020年王者のテイオ・ゲイガンハートが出場予定となっている。ベルナルはリーダーとなるのか、アシストなのか、出場するとしても多くの問題があるだろう。
ジロはオプションナンバー1
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12月のコロンビアでのインタビューでは、ベルナルはツール・ド・フランスの準備をしていることを明らかにしていた。
だが、La Gazzetta dello Sportのインタビューでは
私は本当にそれが欲しい。私はそこにいたい。
カレンダーの最初にジロが来て、私の頭の中では、オプション1が最初になる。それは特別なことだ。
チームリーダーとしてそこに行く条件があるのか、それともチームメイトを助けて、自分より上手くいったキャプテンを助けるのかはわからない。
それが決まったわけでもないが、チームで物事を定義し、私の回復がどのように進むかを確認する必要がある。
と答えており、ジロ出場の可能性について話している。
ベルナルは、2020年のツールを脱線させた背中の問題から、復帰するために取り組んでいる。昨年のツール・ド・フランスを辞退して以来、彼はレースに出ておらず、シーズン序盤の計画はまだ宙に浮いたままだ。
計画されたツール出場は驚きではないが、彼は以前にもジロに興味を持っていることを話している。
ベルナルは最初の2年間の多くをイタリアで過ごし、イタリアのプロコンチネンタルチーム、Androni Giocattoli – Sidermecでプロに転向し、2016年と2017年をチームで過ごした後、2018年にスカイに移籍した。
ツールを目指すならば、ジロデビューする意味があるのか良くわからない。もしベルナルがデビューするとしても、彼の野望が何であるかは明らかではない。
痛みについて語る
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ベルナルは、痛みの克服について努力していることも語っている。
私はドイツ、イギリス、フランス、スペインにも行った。テストをして色々な意見を貰った。ある時点で、痛みがあれば5分以上立ち上がれなかった。
複雑だったけど、解決したと思う。再びサイクリストのような気分に戻っているんだ。
覚えている限り、腰痛を抱えて暮らしてきたが、ツール中ほどひどくはなかった。左足が2cm〜1.7cm近く長くなっている。
そのため、脊柱側弯症があり、椎間板の1つが、臀筋と脚を制御する神経を圧迫していた。アイデアは、痛みを完全に取り除くことだが、長いプロセスになる。
現在、エガン・ベルナルは昨シーズンのオフほどではないが乗り込みを強化している。Stravaを見ると12月には3,000キロを乗り込んでおり、1月もすでに1400km乗っている。
チームメイトのブランドン・リベラと200km弱の距離を乗り込んでいるようだ。完全にレースモードに戻るのには、まだ時間がかかるだろうが痛みがなければ復活も出来るだろう。
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