モロッコのアブデルハディ・セクラディ(Cecradi Abdelhadi)は、ザンビアとボツワナを結ぶ道路で走っている時に野生の象に襲われた。
若いモロッコのサイクリストは、アフリカの文化を発見し、彼の好きなスポーツを練習し、モロッコの価値観を表現することを望んで、2018年7月からアフリカ周辺のツアーを開始していた。
何故、象に襲われたのかというと、どうやら彼のジャージの色に問題があるらしい。
象に襲われるとは
象が襲ってきたときに、回避しようとしたがトラックが邪魔になって木にぶつかってしまう。
木にぶつかったセクラディは、左前腕を骨折してしまった。かなりのスピードでぶつからないと骨折しないと思うのですが~。
Cecradiは動けないので道端でビデオを録画し、助けを求めてFacebookに投稿した。
لم اكن اظن ان نهايتي سوف تكون شديدة الألم هكدانهاية لم تكن على الحسبانثلاتات ايام بيد مكسورة…اليد الأسرة كسرة وأصبحت بحاجة الى عملية مستعجلة في أقرب وقت ممكن…شكرا بزاف لناس لي وقفو معيا هاد الأيام لا من داخل الوطن ولا من الخارج
َعبدالهادي سكراظي-Cecradi Abdelhadi:Voyage à véloさんの投稿 2020年3月25日水曜日
セクラディは、動画の中で
腕が2つに折れてしまった。腕を動かすことも出来ない。誰もいない。
と、投稿した。
彼のビデオを見たモロッコのFacebookユーザーは、南アフリカの大使館に連絡して支援を求めてくれた。
ボツワナ当局の支援を受けて大使館職員が彼を見つけて病院に連れて行ったが、状況はコロナウイルスのパンデミックによる国境通過の制限により複雑化した。
彼は金曜日に手術を受け、彼の医療費はモロッコの外務省、アフリカ協力、および海外に住むモロッコ人によって賄われた。
彼は手術後に、facebookに写真をのせている。
赤がいけない
象が攻撃したのは、セクラディのジャージの色にあるようだ。セクラディはモロッコの国民色である赤と緑のジャージを着ている。
赤がまずかったようだ。
バイクを緑に塗りなおしてからは、攻撃されなくなった。
アフリカで走る時には、赤のジャージを着て走ってはいけないようですね。
クリス・フルームもアフリカでキャンプしていたが、オレンジのジャージは大丈夫なのかな?
We did our own @StradeBianche in Africa 😁 (I won 😉) #cycling pic.twitter.com/RGZgltlAQx
— Chris Froome (@chrisfroome) March 19, 2020
一緒に走っていた、ディラン・ファンバーレによると色んな野生動物が周りにいると言っていたけど、南アフリカには象はいなかったのかもしれないですね。
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