2019世界選手権ジュニアでの悲しい出来事。
コロンビア代表の18歳。Germán Dario Gómez Becerra。以下ゴメス君。
ゴメス君は、スタートから80km地点でチューブラータイヤがリムから外れてしまうトラブル。
幸いクラッシュせずに済んだが、止まるしかなかった。
ゴメス君の悲劇
それから、ゴメス君の悲劇が始まる。
ホイールとバイクを両手に持ってサポートカーを待つものの、彼のチームカーはこない。
道路脇に立っていた彼は、何台も通り過ぎるサポートカーを見ていて、ついに泣き出してしまう。
これを見てたら、こちらまで泣きそうになりそうで可哀そう。
ゴメス君は、バイクとホイールを持ってついて歩きだす。
せっかく集団の中にいたのに、トラブルで置いて行かれるのは無情だった。停止してから4分後にチームカーが到着。
タイムライヤルでは15位。だがロードでは60位での完走となった。
コロンビアとウルグアイとはチームカーを共有していて、車列の並びとして25台のうち21台目に走っており到着が遅れた。
UCIによると、4台のニュートラルサービスと4台のバイクがあったが、彼を追い越した車は一台もなかった。
これについてコロンビアサイクリング連盟は、UCIに8台のシマノ車が一台も集団についていなかったの理由について説明を求めている。
まあ、問題の一つには道路幅が狭いこともあるでしょうね。何かあっても一気に追い抜いてこれない状況なので仕方ない面もある。
配置の不備は間違いがないけど。
ただ、ゴメス君は、ゴールではメディアの注目の的になっていた。スタートの時には、誰もしらなかったが、ゴールするとだれでもゴメス君の名前を知っている状況になっていた。
ゴール後は、
「コロンビアの代表として最善を尽くすことだったが、トラブルは誰にでも起こることだ」
と笑顔で答えていた。
また次のレースで頑張ってね!
女子レースでの出来事
こちらは、ボトル渡しでの珍しい出来事。
This race has been brutal for crashes and a soigneur takes out Gabriel Lennert from the USA! Awful. #Yorkshire2019 pic.twitter.com/Ywvl2kBi4C
— Elisabeth Anderson (@velobetty) September 27, 2019
ボトルを渡す人が出過ぎたのか、ライダーが寄り過ぎたのか正面からぶつかってしまってます。
アメリカの選手なのですがケガはないようで、ぶつかったボトルを渡した女性はいないという(‘Д’)
これも災難。
こちらは誘導員に激突。
WATCH OUT!#Yorkshire2019 pic.twitter.com/xqeFkcaSXz
— Eurosport UK (@Eurosport_UK) September 27, 2019
黄色の旗をふって、誘導しているのですが見えなかったのでしょうねえ~。
誘導員もライダーもどちらも、災難でした。
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