ミラノ~サンレモでは有力選手のアタックは最後のポッジオまで封印されていた。
しかも、ポッジオの頂上手前800mまで。それは、チプレッサではルーク・ロウが、そしてポッジオではフィリッポ・ガンナが高速で集団を引き続けたからだ。
ガンナは身を粉にして引き続けたが、チームはトム・ピドコック15位、ミハウ・クフィアトコフスキ17位という成績で結果的にチームはガンナの引きを生かせていない。
これに対して地元イタリアでは、大きな批判が渦巻いている。何故、ガンナをポッジオの登りでアシストで使ったのかと。
多くの批判に対してフィリッポ・ガンナがインスタで答えを出してくれている。
ティレーノ〜アドリアティコ 以降
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ティレーノ〜アドリアティコ が終わってから3日経ちましたが、少しインフルエンザを患っています(PCR NEGATIVE NO ALARMS!)
今日のミラノ~サンレモのチョイスはそれに合わせて行われました。ですから、BUTやIFを多用したスポーツディレクターのような仕事はしないようにしましょう。
とはいえ、ありがとうございました。次のイベントであいましょう。
これが全ての答えだ。
PCRでは陰性なので、コロナではない。
ティレーノ・アドリアティコの後、インフルエンザの発作に見舞われ、抗生物質を投与されている。それは、チームドクターののマッテオ・トサットも確認している。
レース中はあまり気分が良くなかったとも。どおりで、集団の後ろでヒラヒラしている訳だ。
今にして思えば、あれだけ引けたのだから、他のメンバーのアシストがあればガンナが10位以内に入っていた確率は高かっただろう。
気になったのは、後ろにカレブ・ユアンがついていたことだ。平均勾配3.7%とはいえ、スプリンターのユアンが離れなかったのは、ベストなスピードが維持出来ていなかったからかもしれない。
更に言うならば、トム・ピドコックは1週間ほど膝の軽度の腱炎でトレーニングセッションを切り上げている。最後をミハウ・クフィアトコフスキとトム・ピドコックに任せたのは正解だったのか?
まあ、ガンナのいうようにBUTやIFを考えてはいけませんね。
パリ~ルーベの後、ツアー・オブ・ザ・アルプスやツール・ド・ロマンディを走るかどうかは、チームと相談して決めるとなっている。
ベストは状態のトップガンナの走りを再び見せて貰いたい。さらに来年のミラノ~サンレモでは良い場面で実力を発揮して貰いたいですね。
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