ロードバイクの情報を発信しています!

コロナの最中に契約を心配していたCofidisのジェスパー・ハンセンが職を失う

海外情報
Image by Enrique Meseguer from Pixabay
この記事は約3分で読めます。

今年の移籍市場は本当に厳しい。

Cofidis, Solutions Créditsのジェスパー・ハンセン(HANSEN Jesper)30歳は、チームとの契約更新が得られなかった。

実は、ジェスパー・ハンセンはコロナが始まった時に、来シーズンの契約を獲得するために多くのレースに出たいと切望していた。

レース再開後も、良い成績だったし、ジロにも出場したのだけど本人の希望は通らなかった。

 

スポンサーリンク

2年でチームから離脱

 

フランスのワールドツアーチームCofidis, Solutions Créditsはツイートを送信。チームでの過去2シーズンのハンセンに感謝し、将来の幸運を祈っている。

チームはすでに29人と契約しており、2021年のメンバーをほぼ確定している。

 

ジェスパー・ハンセンは、ロックダウン解除の後、

  • ツール・ド・ポローニュ総合18位
  • イル・ロンバルディア35位
  • デンマーク選手権6位
  • ツール・ド・スロバキア総合29位
  • ジロ・デ・イタリア総合44位

とても良い成績を収めている。ジロでの順位はチームで最高位だ。それでも、来シーズンの契約は得られなかった。

本人が心配していたことが現実におきてしまった訳だ。

 

30歳のジェスパー・ハンセンは、2014年から2016年まで、デンマークとロシアのワールドツアーチームであるTinkoff-Saxoに乗り、2015年のノルウェーツアーでステージ勝利と総合タイトルを獲得。

2017年からアスタナで2シーズン過ごした後、2019年にコフィディスに移籍。

2019シーズンは病気で一時中断されたが、5月のツアー・オブ・カリフォルニアで総合7位とチームの期待に答えている。

伝えられる報告によると、デンマークのプロチームRiwal Securitas Cycling Teamは、ハンセンと契約を交わす準備が出来ていると言われている。

ハンセンは、プロチームでも契約を望んでおり、上手くいけばチームと合流できるだろう。

まだ、30歳なので成績を上げれば、当然ワールドツアーチームに戻れる可能性はある。だが、Riwal Securitas Cycling Teamも、まだ来シーズンの契約は4人。

チーム事情は万全とは言えない。ジェスパー・ハンセンが契約を得られた場合には、是非、次のチャンスを狙って貰いたい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました