今年の移籍市場は本当に厳しい。
Cofidis, Solutions Créditsのジェスパー・ハンセン(HANSEN Jesper)30歳は、チームとの契約更新が得られなかった。
実は、ジェスパー・ハンセンはコロナが始まった時に、来シーズンの契約を獲得するために多くのレースに出たいと切望していた。
レース再開後も、良い成績だったし、ジロにも出場したのだけど本人の希望は通らなかった。
2年でチームから離脱
2 saisons avec la Team Cofidis et de belles performances sur les routes montagneuses des compétitions. Merci @Jesper2310 ☺️
Bonne continuation 💪#CofidisMyTeam pic.twitter.com/ftEoHWoDLm
— Team Cofidis (@TeamCOFIDIS) November 29, 2020
フランスのワールドツアーチームCofidis, Solutions Créditsはツイートを送信。チームでの過去2シーズンのハンセンに感謝し、将来の幸運を祈っている。
チームはすでに29人と契約しており、2021年のメンバーをほぼ確定している。
ジェスパー・ハンセンは、ロックダウン解除の後、
- ツール・ド・ポローニュ総合18位
- イル・ロンバルディア35位
- デンマーク選手権6位
- ツール・ド・スロバキア総合29位
- ジロ・デ・イタリア総合44位
とても良い成績を収めている。ジロでの順位はチームで最高位だ。それでも、来シーズンの契約は得られなかった。
本人が心配していたことが現実におきてしまった訳だ。
30歳のジェスパー・ハンセンは、2014年から2016年まで、デンマークとロシアのワールドツアーチームであるTinkoff-Saxoに乗り、2015年のノルウェーツアーでステージ勝利と総合タイトルを獲得。
2017年からアスタナで2シーズン過ごした後、2019年にコフィディスに移籍。
2019シーズンは病気で一時中断されたが、5月のツアー・オブ・カリフォルニアで総合7位とチームの期待に答えている。
伝えられる報告によると、デンマークのプロチームRiwal Securitas Cycling Teamは、ハンセンと契約を交わす準備が出来ていると言われている。
ハンセンは、プロチームでも契約を望んでおり、上手くいけばチームと合流できるだろう。
まだ、30歳なので成績を上げれば、当然ワールドツアーチームに戻れる可能性はある。だが、Riwal Securitas Cycling Teamも、まだ来シーズンの契約は4人。
チーム事情は万全とは言えない。ジェスパー・ハンセンが契約を得られた場合には、是非、次のチャンスを狙って貰いたい。
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