Shimanoは、630Whの史上最大の大容量バッテリーを発表したばかり。
だが、イタリアのCicli OlympiaはShimanoの上を行く、最大290 km走行できる巨大な900 WhバッテリーPowerNine 900Whを発表した。
走行距離は平地なら290km走れるので予備バッテリーとかの必要も全くないはずだ。
Cicli Olympia PowerNine 900Wh
e-bikeの需要は増々高まっており、要求される性能もアップしている。
より長い距離を走れるバッテリーの開発は各社がしのぎを削っているところ。これまで予備のバッテリーをボトルケースに入れて走行距離を伸ばしたりしていたが、Cicli OlympiaのPowerNine 900Whならばその必要はない。
Cicli Olympiaは、「50の自動車由来セル」を使用して900Whの容量を達成した。また、電動バイクモーターのメーカーと協力して、PowerNineで動作するように設計された特定のレベルの支援があることを確認している。
これにより、トルク、パワー、反応性が向上し、応答時間がシャープになり、滑らかな乗り心地で脚のパワーに応じてペダルアシストがすばやく調整される。
山でサイクリングするときは、中低の支援レベル1-2-3を使用し、合計約85 kmをカバーする4000メートルの獲得標高も克服できると述べている。
重量と大きさは以前の630whと同じで性能アップを図っている。すでにCicli Olympiaのスーパーバッテリーは、2020年の製品ラインナップのいくつかのモデルに搭載済み。
現在、PowerNine 900Whバッテリーを搭載したCicli Olympiaモデルは、EX 900、EX 900 Sport、Performer、Mistral。
平地で290kmも走れのなら、通勤目的とかだったら毎日15km乗っても半月は充電しなくても良いので楽ですね。
Shimanoは性能、容量共に大きく差をつけられた訳ですが、どうするでしょうねえ~。今後も増々e-bikeの性能アップと向上は続いていくことでしょう。
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