トライアスロンのスーパースター、クリスティアン・ブルンメンフェルトが2025年から本格的にロードレースに参戦するという。
東京オリンピックでは金メダルを取っておりパリでも確実かもしれないけれど、セーヌ川の水質が悪くトライアスロンは延期となっている。
クリスティアン・ブルンメンフェルト
Ironman and Olympic Triathlon annihilator Kristian Blummenfelt has an audacious plan to win the Tour de France:
‘We don’t go cycling to retire. We go to make a difference’https://t.co/6TMEyEVntC
— Velo (@velovelovelo__) July 29, 2024
クリスティアン・ブルンメンフェルトのトライアスロンでの功績を書いても仕方ないので、何が凄いのかというと。
テストでは、100ml/kg/分を超える驚異的なVO2max(体が吸収できる酸素の最大量の測定)を達成したという。
正確には 103ml/kg/min で、これまでに測定された最高の VO2maxとなる。
比較のために言うと、クリス・フルームはかつてトップフォームで88.2ml/kg/分を達成している。
テストがすべてを物語っているわけではないが、自転車競技においても彼の大きな可能性を示していることは確かだ。
クリスティアン・ブルンメンフェルトは、2021年にはCADEXと契約している。CADEXというと、Team Jayco AlUlaが使用しているブランドだ。
すでにTeam Jayco AlUlaと一緒に走っているというニュースも少し前にあった。
ただ、やみくもに2028ツール・ド・フランスを目指すというものではなく、2026年にツール・ド・フランス出場を狙っていると。
2025年にすぐにロードレースに専念ではなく、 INEOS Grenadiersのキャメロン・ワーフのようにロードシーズンを過ごしながら、アイアンマンにも出るというスタイルになりそうだ。
クリスティアン・ブルンメンフェルトの自転車の実力をLotto Dstnyのヴィクトール・カンペナールツは、自分なんてかかとにも届かないと言っている。
ヴィクトール・カンペナールツも水泳、トライアスロン出身であり、彼のコーチ陣のことも知っており、可能性はあると言っている。
実際に、ロードレースに出て走っているところを見てみないとなんともいえないけど、単なるアシストで終わる訳ではないようだ。
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