ドイツで行われたルント・ウム・ケルン。
レースは、Team dsm-firmenich PostNLのキャスパー・ヴァン・ユーデンがプロ2勝目を挙げている。
このレースで逃げ集団が、横断歩道を渡るおばあちゃんにぶつかるという衝撃的な場面があった。
横断歩道歩行中
— Cycling out of context (@OutOfCycling) May 26, 2024
先頭を走っている選手は普通に避けている。
しかし、後ろを走るライダーには良く見えてなかったようだ。ローターリーを走っていたのけど、気を付けていなかったらわからないかもしれない。
レースを走るライダーは、車両は入ってこないけれど、地域住民はレースが行われていることを知らない人もいる。
二人が接触したかのように見えているけど、おばあちゃんには当たっておらず、歩行器が跳ね飛ばされた。
双方ともに、転倒しなかったのが不幸中の幸いだ。
レースマーシャルを配置しようにも、ラウンドアバウト、障害物、段差など全てをカバーすることは難しい。まして、犬、猫、馬もレースには乱入する。公道を走っているので、どうしても全てを管理しきれない。
大きなケガを伴う事故とならなかったので、良かったけれど改めて考えなければならない問題だ。
過去には、Team Arkéa Samsicのナセル・ブアニが、2022 ツアー・オブ・ターキーで観客とぶつかり頸椎骨折。
その後も落車があいつぎ、依然のレベルを取り返すことなく引退している。レース主催者に対して、訴訟を起こしていると聞いている。
予算、スタッフの数も限られており、レース主催者にとっては頭の痛い問題だ。
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