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スマートトレーナーCycplus T2で使うBC2 Virtual Shifterインプレ 騒音なしの便利パーツ

インプレ
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スマートトレーナーCycplus T2と共に送られてきたBC2 Virtual Shifterを使ってみての感想。

バーチャルシフターということで、ボタンだけで負荷が変えられる製品だ。物理的にギアチェンジはしなくてもよい。

Zwiftのバーチャルシフティングとほぼ同じ機能。これが中々の優れもの機能なのだ。

 

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BC2 Virtual Shifter

箱の中身は

  • BC2 Virtual Shifter本体
  • 本体を固定するリング
  • 説明書

いたってシンプル。説明書は中国語なのでわからない。BC2 Virtual Shifterは、CYCPLUS T3とT2専用のバーチャルシフターだ。

 

BC2 Virtual Shifter本体

本体は左右のボタンのどちらかを押すと青く真ん中が光る。何度も撮影したけど、うまく光る場面は採れなかった。

起動して何も接続されなくなると30分で自動で電源はOFFとなる。充電はType C charging cableで行う。iPhone12以降のケーブルならばOK。私は古すぎてケーブルが違う(笑

 

Image credit: CYCPLUS

BC2 Virtual Shifterの大きさは、26×38×11mm。重量7g。とても小さくてシンプル。

 

バーチャルホイールについて

バーチャルフライホイール機能は、トレーニング中にトレーナーの負荷変化を調整するためのもの

BC2コントローラーをBluetoothで接続することで使用可能になる。最適な使用体験のためには、ギアを中央の位置に設定することを勧められている。

具体的にはフロントを3とした場合リアのギアを1くらいにする。私の場合ならばフロントが52の場合、リアは17でギア比が3.06となる。だけど、このギアだと私には少し重い。

平地でチンタラ走る場合、52×21で走ることが多い。仮想変速の場合、最初にチェーンをかけたギアが0等級となる。

物理的にチェーンをかけたギアから等級が変化することになる。通常使うギアから変化させたほうが抵抗をリアルに考えやすい。自分の良く使うギアにチェーンをかけるのがよさそうだ。

MyWhooshの場合、右上に勾配図が出るので登りがくるのが分かったら少しずつ仮想ギアを軽くしていけば良い。逆に下りとなると仮想ギアを重くしてスピードに乗せる走りとなる。実走と同じだ。

慣れると音はしないし、足を回しながらでもギアは変わるので変速ミスを気にする必要がなくなる。

 

設定

CYCPLUSのアプリを開いてT2を選択。

 

T2の画面となるので、BC2 Virtual Shifterをバイクのハンドル付近においておく。BC2 Virtual Shifterをクリック。

 

検索画面となる。私の場合2回ほど見つからないと出た。ただ、アプリをもう一度立ち上げるとすでに接続されていた。

 

接続されると、設定画面が出る。「ギア比」は仮想ギア間の負荷変化の幅を指している。間隔が広いほど、ギアを切り替えたときの負荷変化が大きくなる。

  • 低:5%ステップ +25段階、-35段階のギアがあり、合計60段階
  • 中:7%ステップ +15段階、-25段階のギアがあり、合計40段階
  • 高:12%ステップ +10段階、-15段階のギアがあり、合計25段階

ギア中央の位置で、負荷20%~300%の調整が可能となる。

11速のギアの場合24段。通常使用を考えると高に設定しておくのがわかりやすい。逆に一定パワーでトレーニングしたい時には、低にして微妙なギアの調整を行うのがよさそうだ。

私は、最初は高に設定。10段変速で20段だけど、25段に増えている。

 

設定を変えるとギアをリセットをクリック。以上で設定は終わり。

 

最初ブレーレバーの所につけて1回バーチャルライドを。その後、ブレーキシフトの内側に変更。

ブレーキレバーにつけたら、物理的チェンジが出来ないですもんね。チェンジしたらBC2 Virtual Shifterが飛んでしまった。アホじゃ。

 

Image credit: CYCPLUS

つける場所は人それぞれで良い。

 

Image credit: CYCPLUS

ハンドルバーでも良いし。

 

MyWhooshで使用

テストのために、MyWhooshの3kmの短いコースを選択。この中には登りがあるのだ。

 

バーチャルシフトを使う時にはスマホのアプリも立ち上げていた。

そうでないと、今どれくらいの抵抗になっているのかわからないからだ。-15~10まで数値は動く。25段階ある。私は10速だから、これよりもギア切り替えが多くなる。当然、大きな数値になるととても重い。

これのメリットは物理的ギアチェンジがいらないこと。そして、物理的に使用しているスプロケットのギアは1箇所のみとなる。

さらに、物理的ギアチェンジがないので、チェンジの音もない。騒音を気にする人には便利な機能だ。

ただ、一気にギアを重くしたりするときには、何度も押さないといけない。

逆に微妙なパワーチェンジには重宝する。物理的ギアチェンジと違って音がしないので、1段ギアを変えたくらいでは軽くなったか感じられないほど。

それほどスムーズなのだ。

 

仮想モードから通常モードに戻すには
アプリでBC2 Virtual Shifterを選択。
 
接続を切断をクリックすればよい。

コントローラーとの接続が切断されると、トレーナーの抵抗は5秒以内に通常モードへと変化する。これにより、抵抗の急激な変化によるユーザーの怪我を防止している。

また、通常モードから仮想フライホイールモードに切り替える際も、同様に抵抗が変化するのに5秒程度の時間が必要となる。

 

メリットをまとめると

BC2 Virtual Shifterのメリット
  • チェーンを動かす必要がないので、スムーズなペダリングが可能
  • ギアを変えても音がしない
  • ペダルを踏み込む力や回転速度を問わず、素早く確実にギアが変わる
  • 変速ミスはない
  • 静止状態でも変速可能
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まとめ

私の場合には、ワイヤー調整しても一番軽いギアに入りにくくなっている。多分、何度も落車したので、リアディレーラーが物理的に曲がっているのかも。

その場合、このバーチャルシフターはとても有効だ。物理的にギアチェンジできなくても使えるのはありがたい。

このバーチャルシフトは騒音を気にするライダーにはとても良い選択となる。今回仮想ギアについて、CYCPLUSのサポートと何度も質問して解説して貰った。

私の頭がアホなので理解が中々進まず、何度も言葉を変えて説明して貰ってようやく理解できた。

CYCPLUSの製品を買われる方は、わからないことがあればメールで質問すると凄く丁寧に答えて貰える。ここまでしてくれる日本のブランドはあるのだろうか。

他のブランドも中国製品に性能、サポートでも追い越されるのは間違いない。あとはブランド名の浸透だけとなりそうだ。

価格は、49$が29$(約4,400円)に値下げされている。

 

 

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