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アレックス・ダウセットがアワーレコードに挑戦するFactor Hanzoバイクをビデオ公開

機材情報
photo Alex Dowsett
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11月3日にアワーレコードに挑戦するアレックス・ダウセット。

 

すでに、メキシコ入りして調整しており、アレックス・ダウセットは、アワーレコードに挑戦するバイクをビデオで公開してくれた。

アレックス・ダウセットは、Israel Start-Up Nationの協力は得ていないので使用機材の制限はない。だけど、バイクはFactor Hanzoを使用。

前は、ブラックに塗ったSpecialized S-Works ShivのTTバイクを使用したりしていたけど、よほどFactor Hanzoが良いと思っているということなんだろう。

 

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Factor Hanzo

こちらが公開されたアレックス・ダウセットが乗るFactor Hanzoのビデオ

 

アレックス・ダウセットが2015年にアワーレコード記録を作った時には、モビスターのサポートを受けていたので、使うパーツは制限されていた。

今回は、チームのサポートはないのだけど、Factor Hanzoを使う。だが、以前のFactor Slickから大幅に性能が向上していると言う。

ダウンチューブとシートチューブのボリュームは凄い。エアロが突き詰められている感じだ。

 

YouTube動画より

 

ホイールについては、2つの異なるホイールをテスト。HED Volosを選択している。CampagnoloGhibliよりもテストで良い結果がでたのが決め手だ。

タイヤは、VittoriaPista Oraタイヤと組み合わせて、前後23mmにしている。太いタイヤが全盛となっているけど、トラックということもありタイヤ幅は抑えられている。

ギアリングに関しては、61Tのチェーンリングと13Tのスプロケットを選択。

黒いフレームに対して際立っている金色のチェーンリングは、Aerocoach Aten 61Tで、60km/hで2.4ワット(ラップあたり25cm)を節約できると主張している。価格は950ポンド(約14万5千円)。

 

このチェーンリングのアイデアは、チェーンとチェーンリングの間の空気の流れをスムーズにするために作られたものだと、ダウセットは語っている。

ダウセットは、170mmのRotor Aldhuクランクと「標準的な」Speedplayペダル、そしてIzumi Super Toughness Kaiチェーンを使用している。

ボトムブラケットとベアリングはCeramicSpeed製だが、ダウセットは自分でパーツを分解し、最適な効率を得るために脱脂している。

エアロダイナミクスが重視される大会では、自転車の重要な特徴はバーであり、今回はAerocoachのAscalonモデルを採用。

カスタムメイドではなく既製品を好んで使用しているけど、20度の角度はUCI違法となるため、パッドの下にシムを入れて15度のレギュレーションに合わせる必要があると説明している。

 

YouTube動画より

 

シモンズ社製のサドルを装着し、その下にHammerhead Karoo 2のコンピュータがつけられているのがユニークだ。表示なんて見ることなく、ギリギリの全開で走るんでしょうね。

フィリッポ・ガンナは来シーズンにチャレンジするけど、ジロの後に30分で57.5km/hの記録を出している。アレックス・ダウセットが更新しても短期間で抜かれる可能性が高い。

 

 

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