引退後わずか1年で、アレハンドロ・バルベルデはカムバックを真剣に考えていた。
2022年10月8日、最後のロードレースとなったイル・ロンバルディアで6位でゴールしたアレハンドロ・バルベルデは、現役復帰をすぐに考えていたそうだ。
現役復帰はあるのか?
Genios. 🤗#MovistarTeam2024 pic.twitter.com/zV5KnruubW
— Movistar Team (@Movistar_Team) December 10, 2023
Movistar Teamのキャンプでは移籍してきた盟友のナイロ・キンタナとも再会している。アレハンドロ・バルベルデは、引退後にかねてから話していたグラベルレースへの挑戦をしている。
UCIグラベル・ワールドシリーズの一環として、スペインで開催されたLa Indomableに初出場。いきなりスタートから独走。105kmを一人で走り切って優勝している。
続く、ハッチンソン・ランクソ・グラベルで優勝。
10月初旬、ヴェネトで開催されたグラベル世界選手権では、ロードプロのマテイ・モホリッチ、フロリアン・フェルメルシュ、コナー・スウィフトに次ぐ4位に入った。これにより、ロードに再挑戦する野心が目覚めたのは明らかだ。
カムバックを考えたと言われてますが?
2023年の初めはとても苦しい時期だった。競争力は日に日に弱くなっていったけど、シーズンが始まって、まだ調子が良かったとき、やめるのが早すぎたんじゃないかと思い始めたんだ。
私の情熱はサイクリングと競技スポーツだ。嘘をつくつもりはない。
だから、Movistar Teamのチームマネージャーのエウセビオ・ウンスエに相談した。しかし、ウンスエは現実に引き戻してくれた。
「アレハンドロ、何を言っているんだ?カムバックに何の意味があるんだ?」エウセビオは正しかった。僕に何の興味があるんだ?
では、今後の仕事は何をするのでしょうか?
今のところ、私は国内レベルの責任者なんだ。Movistar Teamのプロチームのスポーツディレクターとしての仕事については、まだ具体的には考えていない。
アレハンドロ・バルベルデは、2024年もMovistar Teamのコンサルタントとして活動し、いくつかのグラベルレースにも参加する予定だ。
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