事件は、2022年6月21日にサンマリノでおこっている。
1週間前にエアライフルを購入したTrek-Segafredoのアントニオ・ティベッリは錠の試し打ちをして猫にも発砲。
これが命中してしまい猫は亡くなってしまった。この猫の飼い主は、サンマリノの観光・郵便大臣の猫だったそうだ。
サンマリノに居られなくなるかも
Queda feia de Antonio Tiberi @uae_tour pic.twitter.com/BEz5SIn1IC
— País do Ciclismo (@opaisdociclismo) February 22, 2021
アントニオ・ティベッリは、2019世界ジュニアタイムトライヤル王者。2020年にTrek-Segafredoのtrainee(研修生)として入団。
2022ツール・ド・ハンガリー第5ステージで、最後にエディ・ダンバーを追い抜いてプロ初勝利をあげている。
アントニオ・ティベッリは、事件の数か月前からサンマリノに住んでいる。これは、2020年からサンマリノがタックスヘイブンとなっているからだ。
彼の罪は4000ユーロの罰金で済んでいる。これはサンマリノ共和国という小さな国だからだ。
イタリアだったら、残虐行為または必要性なしに動物を死に至らしめた者は誰でも、4か月から2年間の懲役刑となっていたはず。
多くの人は、彼が4,000ユーロの罰金を科せられたのは簡単すぎると考えている。
そのような人に家を与え続けるのはおかしいとの声が上がっているのだ。サンマリノは、彼の居住許可を剥奪する可能性があり、彼はイタリアに戻ることを余儀なくされると言われている。
上記のツイート動画は、UAEツアーでの不可解な落車のシーンだけど、SNSでは猫たちからのご挨拶と言われている。
アントニオ・ティベッリは、アパートの窓から撃っている。最初に道路標識。次に猫を狙ったという。そんなことが日常的に出来るものなのだろうか。そんな人間が隣に住んでいたら怖いと思うのが普通の神経だろう。
Trek-Segafredoの対応
I deeply regret my shamful actions. I did something tremendously stupid and irresponsible. I really want to apologize everyone 🙏 pic.twitter.com/ooO1JGwsE3
— Antonio Tiberi (@AntonioTiberi4) February 28, 2023
Trek-Segafredoは、アントニオ・ティベッリの事件を知らなかったようだ。有罪判決が出てから知ったようで、すぐに最低20日間の無給の停職処分を発表。
裁判所によって既に出された罰金に加えて、チームはアントニオの一時停止された支払いを適切な動物の世話、保護、および救助組織に寄付すると述べている。
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