ジュリアン・アラフィリップ(Deceuninck-QuickStep)が、ツール・ド・フランス第18ステージでガリビエ峠を上がっていた時の事件。
頂上近くで、ジュリアン・アラフィリップは先頭集団から脱落。
もう蛇行しかかっていたアラフィリップ。
この時に、沿道にいたチームスタッフがジュリアン・アラフィリップにボトルを渡した後に、並走して背中を押してしまった。
これが問題の映像。
A fine like @rogla @JumboVismaRoad had in @giroditalia or not? #TDF2019 #twitterVAR
(adding poll and video is not possible so just answer yes or no) pic.twitter.com/2i7fZZOQwM
— ProCyclingStats.com (@ProCyclingStats) 2019年7月25日
あきらかに、背中を押されてからはスピードが速くなってますね。
ジュリアン・アラフィリップはタイムペナルティは課せられなかった。
けれど、Decuninck-QuickStepスポーツディレクターのTom Steelsは500スイスフランの罰金を支払っている。
この罰則はUCIの「命令、不適切、危険、または暴力的な行動、環境への損害、またはスポーツのイメージの尊重」を怠った人々を罰する2.12.007 / 8.1条に基づいて決定されている。
今年のジロ・デ・イタリアでは、プリモシュ・ログリッチがファンから2回押されて10秒のペナルティを受けている。
しかし、彼のチームは事件で罰金を科されたが、アラフィリップ自身はいかなる制裁も免れた。
- ログリッチェの場合には、ファンが押している。
- ジュリアン・アラフィリップの場合にはチームスタッフが押している。
この差をどう思いますか?
バイク交換などで、スタートの時に押すのは良いでしょう。
昔のツール・ド・フランスでは良くファンが山で押してましたけど。
でも、まあ車からボトルを受け取る時にも、ボトルを長く持って少し力を借りてますからねえ~。
微妙な問題ですね。
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