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シクロクロスワールドカップ2025第12戦ホーヘルハイデ 世界選手権前の勝者は?

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Photo credit: hans905 on Visualhunt
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ホーヘルハイデでは、マチュー・ファンデルプールの父親、アンドリュー・ファンデルプールの送別レースが2000年2月20日に行われている。

その後、GPアンドリュー・ファンデルプールが誕生。サイクリング委員会のメンバーにはアンドリュー・ファンデルプールも入っており、コース設計者の一人として活躍している。

一昨年は世界選手権の会場となり、最後のマチュー・ファンデルプールとワウト・ファンアールトの上りスプリント決戦は素晴らしかった。

 

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第12戦ホーヘルハイデ

コースマップ photo ucicyclocrossworldcup

 

コースは、ブラバンドヴァルの森を抜ける通路、木の周りのUターン、レッドツェッペリンの「天国の階段」の曲名の名前のついた長い階段が特徴。

速い展開のレースとなりそうだ。

 

女子エリート

最前列左から、セイリン・アラバラード。

 

パック・ピーテルス。

 

ルシンダ・ブランド。

 

インゲ・ファンデルヘイデン。

 

ブランカ・カタバス。

 

フェム・ファンエンペル。

 

ゾーイ・バクステッド。

 

マリン・シュライバー。

 

スタート前。

 

スタートはフェム・ファンエンペル。

 

フェム・ファンエンペル先頭でフィールドへ。

 

フランスのクローゼルがトップに。

 

すぐにフェム・ファンエンペルがトップに戻る。

 

パック・ピーテルスが2番手。

 

ライバル同士が激しく接触。

 

パック・ピーテルスがリードを奪う。

 

パック・ピーテルスが大きくリード。2番手はルシンダ・ブランド。

 

フェム・ファンエンペルはバイク交換したが、それでも順位を落としすぎている。

 

さあ、天国への階段。

 

残り4周

パック・ピーテルスがリードして通過。

 

ルシンダ・ブランドが追いついてきた。

 

パック・ピーテルスがバイク交換で、ルシンダ・ブランドが前に出る。

 

2人の後ろは、ゾーイ・バクステッドとブランカ・カタバス。

 

2人がリード。

 

今日もフェム・ファンエンペルの日ではないのかも。

 

3番手は前日優勝のブランカ・カタバス。ゾーイ・バクステッドが続く。

 

世界王者はセイリン・アラバラードの後ろで6番手。

 

パック・ピーテルスが落車。

 

パック・ピーテルスが落車してルシンダ・ブランドが単独に。

 

残り3周

ルシンダ・ブランドが10秒引き離して通過。

 

これは追いつくのは難しい。

 

フェム・ファンエンペルが2位に上がった。

 

若い3人は追いつくか。

 

残り2周

20秒差で通過。

 

フェム・ファンエンペルがハンドルをとられて落車。

 

また、追い上げないといけない。

 

ワールドカップリーダーは今日も安定している。

 

ブランカ・カタバスが2位。

 

後ろにブランカ・カタバスが見えない。

 

残り1周

ルシンダ・ブランドはブランカ・カタバスを27秒引き離して通過。

 

パック・ピーテルス、フェム・ファンエンペルがバイク交換。

 

ルシンダ・ブランドが勝利に向かっている。

 

ルシンダ・ブランドがぬかるみにハンドルを取られて落車しそうになる。

 

ルシンダ・ブランドがラップしていく。

 

最後の天国への階段を上る。

 

ルシンダ・ブランドはジャージをアピールしながらゴールへ。

 

ワールドカップリーダーを確実なものとした。

 

2位はブランカ・カタバス。前日のマースメヘレンの優勝に続いて、今日も2位。コンデションは上々だ。

 

パック・ピーテルスは、今日も落車に泣かされてしまった。なんとか表彰台。

 

フェム・ファンエンペルは4位。前日の落車に続いて、今日も落車。ツキに見放されている。

 

リザルト

優勝したルシンダ・ブランド

ワールドカップのシーズンをこうして終えることができて嬉しいよ(笑)。 スタートは良かったけど、良くはなかった。 それからパック・ピーテルスと組んで、いい感じだった。 でも彼女はミスをしてしまった。 そしてあとは戻ってこなかった。

絶好調の本当の理由は?

本当にわからない。 分析するのは難しいわ。 今のところ、パズルのピースが全部はまっているような状態だから、自信を持ってワールドカップに臨める。

 

2位 ブランカ・カタバス

 

3位 パック・ピーテルス

表彰台を獲得できたことに満足している。表彰台の前に3人のライダーが並んでいたので、僅差だった。

だからこそ、3位になれたことは嬉しいし、その気持ちにも満足している。先週よりもずっと気分が良くて、素晴らしい戦いができて満足している。

みんな限界ギリギリの運転をしていたので、ミスが起きやすかったと思う。ルシンダにまだどのようなギャップがあるか見てみよう….私はレース中全速力で走ったが、彼女は逃げ続けた。

つまりクラッシュだけではなかった。

シクロクロス世界選手権でのメダル争いに、最高の状態でむかいますか?

良くなるしかない。良いことをすれば、自信を持ってワールドカップに行けると思う。もう少し回復に集中するので、あまり自転車には乗らないつもりだ。

 

Rnk Rider Team Competition
points
Time
1
 BRAND Lucinda
Baloise Glowi Lions 40 0:47:47
2
 VAS Blanka
Team SD Worx – Protime 30 0:28
3
 PIETERSE Puck
Fenix-Deceuninck 25 0:38
4
 VAN EMPEL Fem
Team Visma | Lease a Bike 22 0:53
5
 ALVARADO Ceylin del Carmen
Fenix-Deceuninck 21 1:31
6
 BACKSTEDT Zoe
CANYON//SRAM zondacrypto 20 1:48
7
 CASASOLA Sara
Crelan – Corendon 19 1:57
8
 VAN DER HEIJDEN Inge
Crelan – Corendon 18 2:05
9
 FOUQUENET Amandine
Arkéa – B&B Hotels Women 17 2:11
10
 HOLMGREN Isabella
Lidl – Trek 16 2:20
11
 CLAUZEL Hélène
Van Rysel CX Racing Team 15 2:23
12
 BETSEMA Denise
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines 14 2:27
13
 BAKKER Manon
Crelan – Corendon 13 3:07
14
 BENTVELD Leonie
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines 12 3:18
15
 BROUWERS Julie
Charles Liégeois Roastery CX 11 3:19
16
 WORST Annemarie
Seven Racing 10 3:26
17
 CHLADOŇOVÁ Viktória
Team Visma | Lease a Bike 9 3:31
18
 CANT Sanne
Crelan – Corendon 8 3:38
19
 PEETERS Jinse
De Ceuster – Bouwpunt 7 3:51
20
 MULLER Amandine
AS Bike Racing 6 4:00
21
 VAN ALPHEN Aniek
Seven Racing 5 4:11
22
 NORBERT RIBEROLLE Marion
Crelan – Corendon 4 4:25
23
 GARIBOLDI Rebecca
  3 4:28
24
 MCGILL Sidney
  2 4:39
25
 HARTOG Larissa
ZZPR.nl – Orange Babies Cycling Team 1 4:53
26
 LOPEZ Vida
    5:01
27
 FRANCK Alicia
De Ceuster – Bouwpunt   5:13
28
 MANI Caroline
    5:18
29
 FERGUSON Cat
Movistar Team   5:32
30
 KRZYSTAŁA Zuzanna
    5:35

 

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男子エリート

マチュー・ファンデルプールのコメント

肋骨は、それほど悪くはなかった。すぐに肋骨を再度治療したところ、きちんと治療できた。私たちは主に、骨の成長を促進する装置を使用してこれを行い、骨の成長を少しでも早くできるようにする。それ以外に、肋骨に関してできることはほとんどない。あとは待つだけだ。

ホーヘルハイドは私が来たいと思っている場所なので、再びそこに来られてうれしい。 コースは難しいですね。合格できる部分もあるが、難しい部分もある。

私は本当にドライになるよりも、その方が好きだ。ワールドカップに向けてもうテストする必要はない、私はこのレースに勝ちたいし、それが最も重要なことだ。

 

最前列左からティボー・ネイス。

 

エリ・イーゼルビット。

 

トーン・アールツ。

 

マイケル・ファントーレンハウト。

 

ジョラン・ワイセア。

 

マチュー・ファンデルプール。

 

ラース・ファンデルハール。

 

フェリペ・オルツ。

 

スタート。ティボー・ネイスとマチュー・ファンデルプールが速い。

 

マチュー・ファンデルプールが少しだけ前。

 

マチュー・ファンデルプール先頭でフィールドへ。

 

下りからマイケル・ファントーレンハウトが先頭に。

 

どこまでマイケル・ファントーレンハウトがリードできるか。

 

まだ、マイケル・ファントーレンハウトが先頭。

 

すぐにマチュー・ファンデルプールが先頭に立つ。

 

マチュー・ファンデルプール、トーン・アールツ、マイケル・ファントーレンハウトが前。

 

エリ・イーゼルビットが2番手に。

 

マチュー・ファンデルプール先頭。猛烈なペースで走り出した。

 

少しではなかった。もう大きくリード。アタックだ。

 

マチュー・ファンデルプールのリードは大きい。

 

1回目の天国への階段で、もう後ろに誰も見えない。

 

残り6周

マチュー・ファンデルプールは19秒リード。

 

2番手以降はヨリス・ニューウェンハイス、マイケル・ファントーレンハウト、ラース・ファンデルハール。

 

これはちょっと強すぎ。

 

残り5周

マチュー・ファンデルプールはマイケル・ファントーレンハウトに28秒差をつけて通過。

 

マイケル・ファントーレンハウトが単独2位。しかし、もう42秒離れている。

 

これは来週の世界選手権もライバル不在となるかも。

 

残り3周

3位以降は1分45秒も離れている。あと10周するレースならば誰もいなくなってしまう。

 

マチューでも時々滑っているのだけど、片足をはずしてクリアーしている。

 

残り2周

ペースを落とすつもりはないようだ。

 

マチューはバイク交換。

 

ワールドカップリーダーのマイケル・ファントーレンハウトでも1分離された。

 

マチュー・ファンデルプールは、ジャンプ台でバイクをひねってファンを楽しませていた。余裕だ。

 

残り1周

マチュー・ファンデルプールは、最終周回に。

 

マイケル・ファントーレンハウトで1分33秒離されている。

 

マチュー・ファンデルプールは、ジャンプ台の上では手を振っていた。ペースを落としている。

 

 

マチュー・ファンデルプールは、最後の天国の階段を上がった。

 

2年前にワウト・ファンアールトと死闘を繰り広げた登りゴールをマチュー・ファンデルプールは、単独で上がる。

 

マチュー・ファンデルプールは、圧勝で世界選手権前のレースを制した。

 

肋骨はなんの問題もないようだ。

 

マイケル・ファントーレンハウトは、ワールドカップリーダーの座を確実なものとした。

 

3位はラース・ファンデルハール。

 

4位はトーン・アールツ。マイケル・ファントーレンハウトを逆転することはできなかった。それでも復帰シーズンでワールドカップ2位は素晴らしい。

 

リザルト

マチュー・ファンデルプールのコメント

前にも言ったように、超高速のラウンドよりも、こういう戦いのほうが好きなんだ。 特に昨日の後では、うまく回復できたから。 だから、とにかくうれしい。

肋骨の骨折はあまり苦にならなかったけど、まだ感じるよ。それ以外はすべて予定通りに進んでいる。 来週が楽しみだ。

自分が世界タイトルの最有力候補であることを知ってますね。

そう願うよ。 でも新しいレースだし、世界選手権はいつも特別なものだからね。 そのために全力で戦うよ。

独走は計画でしたか?

していなかった。 すごくトリッキーだったし、もう少し落ち着いてスタートするつもりだった。 トリッキーな周回だったから、最初から最後までペース走だった。 だから来週に生かすためにもう1時間走ったんだ。

楽しかったし、ハードワークの結果に満足している。 このフィーリングに満足しているし、来週への準備もできている。 やりたかったことは成功したと思う。 来週は今シーズン最高のクロスに乗りたい。

 

2位 マイケル・ファントーレンハウト

ワールドカップは最も大きな賞のひとつなので、とてもうれしい。一時はエキサイティングだったけど、今日は点と点がつながってクラス分けを引き寄せることができた。 自由に走り回ることもできたし、それがすぐにいい結果につながった。

マチューが行ったとき、私も彼に追いつこうと思ったが、すぐに彼が強すぎることがわかった。 その後、ずっと2位でレースを進めたが、これも非常に難しかった。 でもコースには満足している。 フォームも良くなってきているし、来週は最高の脚を見せたい。

シクロクロスワールドカップでは、メダルを狙ってますか?

もう1日良いトレーニングをして、それから少し楽にして、土曜日に偵察をする。 タフなクロスになるだろうし、それがワールドカップの醍醐味でもある。 それが一番フェアだ。 日曜日はいい脚でスタートし、表彰台を狙いたい。 今日は良かったし、来週もそうであってほしい。

 

3位 ラース・ファンデルハール

偵察がうまくいかなかったので、今日は自分のことに集中するしかないと思った。そして最後にはタンクにまだ少し残っていた。最後の 2 ラウンドまで待って、その後はオール・オア・ナッシングを選択することにした。その結果、3位になった。これは私にとって驚きだ。

ここしばらく良い脚で乗っていて、うまくいっているのはうれしいことだ。最後の2ラウンドで本当に少し残ってしまった。 機械的な欠陥なくレースを終えることも素晴らしいこと。

来週の世界選手権はどうでしょうか?

ぬかるんでいれば戦術は簡単になる。次に、自分自身に特に注意を払う必要がある。しかし、速くなれば、より戦術的になるだろう。

 

Rnk Rider Team Time
1
 VAN DER POEL Mathieu
Alpecin – Deceuninck 0:57:00
2
 VANTHOURENHOUT Michael
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines 1:42
3
 VAN DER HAAR Lars
Baloise Glowi Lions 1:57
4
 AERTS Toon
Deschacht – Hens – FSP 2:21
5
 WYSEURE Joran
Crelan – Corendon 2:28
6
 ISERBYT Eli
Pauwels Sauzen – Cibel Clementines 2:33
7
 VERSTRYNGE Emiel
Crelan – Corendon 2:41
8
 NIEUWENHUIS Joris
Ridley Racing Team 2:43
9
 ADAMS Jens
Athletes for Hope 2:51
10
 KAMP Ryan
  3:02
11
 RONHAAR Pim
Baloise Glowi Lions 3:27
12
 DOUBEY Fabien
Team TotalEnergies 3:30
13
 VENTURINI Clément
Arkéa – B&B Hotels 3:47
14
 ORTS Felipe
Ridley Racing Team 4:00
15
 HENDRIKX Mees
Heizomat Radteam p/b Herrmann 4:14
16
 DUBAU Joshua
Van Rysel CX Racing Team 4:18
17
 BOROŠ Michael
Elkov – Kasper 4:23
18
 VANDEBOSCH Toon
Crelan – Corendon 4:26
19
 MEIN Thomas
Hope Factory Racing 4:27
20
 KUHN Kevin
Charles Liégeois Roastery CX 4:42
21
 MEISEN Marcel
  4:49
22
 MEEUSSEN Witse
Crelan – Corendon 5:07
23
 VANDEPUTTE Niels
Alpecin-Deceuninck Development Team 5:18
24
 FUNSTON Scott
  5:38
25
 MASON Cameron
Seven Racing 5:58
26
 VAN KESSEL Corné
Deschacht – Hens – FSP 6:24
27
 HORNY Clément
  6:31
28
 BERTOLINI Gioele
FAS Airport Services – Guerciotti 6:40
29
 GROSLAMBERT Martin
Van Rysel CX Racing Team 6:42
30
 MOTTIEZ Gilles
Elite Fondations Cycling Team 6:44

 

 

 

 

 

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