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タデイ・ポガチャルは2023ツール・ド・フランスで新たな記録を樹立

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Photo credit: Martino Photography on Visualhunt.com
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タデイ・ポガチャルは総合2位で2023ツール・ド・フランスを走り終えた。

物凄く疲れがあるということだが、最終ステージでは貪欲に逃げを狙って走り続けた。最後もマッテオ・トレンティンのために、ゴール手前900mまで先頭を引き続ける怒涛の走りをみせた。

2年連続2位となったが、今年も自転車競技の歴史に新たな1ページを刻むことになっている。

 

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4連続ホワイトジャージ

 

タデイ・ポガチャルは、4年連続の新人賞ジャージ(マイヨブラン)を獲得。これも記録となった。ポガチャルは9月に誕生日を迎え25歳となるので、今年が最後のチャンスだった。

ポガチャルにとって、4年連続のホワイトジャージ獲得は容易なことだった。

これまで、3連続で新人賞ジャージを獲得していたのは、アンディ・シュレクとヤン・ウルリッヒの二人だったが、これを上回る記録となる。

 

  • 4 – タデイ・ポガチャル(2020年、2021年、2022年、2023年)
  • 3 – アンディ・シュレク(2008年、2009年、2010年)
  • 3 – ヤン・ウルリッヒ(1996年、1997年、1998年)
  • 2 – マルコ・パンターニ(1994年、1995年)
  • 2 – ナイロ・キンタナ(2013年、2015年)

 

感謝の言葉を

 
 
 
 
 
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タデイ・ポガチャルは、自身のInstagramでチームメイト、スタッフ、家族に感謝の言葉を述べている。

 

写真を見返してみると、ちょっとお祝いしすぎだったかなと思う。

でも、ここ数日は正直言って辛かった。この勝利は僕にたくさんの幸せをもたらしてくれたし、本当に心から言っているんだ……山あり谷ありで僕を支えてくれた一人ひとりに心から感謝している。

ロゼの頂上で叫んでいた女性、フィニッシュまで後押ししてくれたマルク・ソレル、最高の曲を届けてくれたフェリックス・グロスチャートナー。

いつも登りで戦ってくれたミッケル・ビョーグとヴェガールステイク・ラエンゲン(今ならその気持ちがわかる)。

最高のリードアウトとかわいい犬の写真をくれたアダム・イェーツ、速くなったり慌ただしくなったりしたときにいつも僕を導いてくれたマッテオ・トレンティン。

ムードを盛り上げてくれて想像以上に最高の指導者であったラファウ・マイカ。早朝から夜遅くまで舞台裏で働くすべてのスタッフと人々へ。

長くなってしまったが、フランス中で私を支えてくれて、いつも私の味方でいてくれる家族とガールフレンドのことも忘れてはいけない。

いつも楽をさせてあげられないし、たくさんのことを背負わなきゃいけないのはわかってるけど、僕が純粋なスプリンターじゃなくてよかった…そんなの見てたらもっとストレスたまるよ。ありがとうございました。♥️

 

来年は、レースを選択してツールに挑むかもしれない。フランドルで活躍するタデイもみたいけれど、絞らないと100%で臨むヨナス・ヴィンゲゴーにはかなわないかもしれない。

タディ・ポガチャルは、7月30日のヨーロッパ・クライマーズカップに出場予定となっている。

 

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