FFWDは、リムとディスクブレーキのオプションに加えて、チューブラーモデルとクリンチャーモデルを含む、新しいロードおよびグラベルTYROホイールセットシリーズを発売。
新しいTyroは、45mmのリムハイトと21mmのリム内部幅を共有している。
新しいFFWDT YROラインは3種類が用意されている
- TYRO FCC ディスクブレーキカーボンチューブレスクリンチャー
- TYRO FCC リムブレーキカーボンチューブレスクリンチャー
- TYRO FCT リムブレーキカーボンチューブラーオプション
リームブレーキバージョンがあるのは何故?
新製品ではディスク対応がほとんどだけど、FFWDではリムブレーキバージョンが作られている。
FFWDは、既存のリムブレーキバイクとライダーは何年も留まる、と信じているからだ。
同社によれば、フラットなオランダでのライディングには、リムブレーキで十分すぎることがほとんど。
FFWDのユーザーの10〜15%がリムブレーキバイクに乗っており、ディスクへのアップグレードを望んでいないと推定されている。
私もそうだけど、ディスクが良いとわかっても、バイクとホイールを全て買い換えないといけないとなると相当な出費となる。躊躇するのは当然かも。
このようにリムブレーキモデルも作ってくれるブランドは希少となるかもしれないが、既存リムブレーキユーザーには嬉しい対応だ。
ただ、ホイールの重量は市場で最も軽いものとは程遠い。
- TYRO FCC(クリンチャー)ディスクブレーキ:1セットあたり1,675g
- TYRO FCC(クリンチャー)リムブレーキ:1セットあたり1,640g
- TYRO FCT(チューブラー)リムブレーキ:1セットあたり1,510g
FFWDは、市場にはより軽いオプションがあることを認めているが、バワー効率の向上、耐久性、およびメンテナンスの容易さを提供するという仕様の選択を支持している。
Sapim Sprintスポークは、オフロードでのでこぼこの状況に直面した場合でも、これらのホイールが長持ちするように作られていることを保証するとFFWDは主張。
より軽いスポークが利用可能だったが、これらのスポークは、ホイールの横方向の剛性とパワー伝達も改善する。これにより、グラベルの使用にも適している。
FFWDは、重量を節約するためにアルミニップルを選択できたが、湿気に触れると腐食する可能性があるため、ブランドは真ちゅう製のニップルとしている。
すべてのクリンチャーホイールはチューブレス対応で、チューブレステープとバルブが事前に取り付けられている。
価格は1,199ドル(約13万円)。
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