かねてから噂のあった、オーストラリアの期待の星、ルーク・プラップがイネオスと契約を結んだ。
2022年からの契約だが、早くも8月からスタジエール(研修生)としてチームに合流する。契約は2024年までの3年間となっている。
いかに彼に期待しているかが、わかる契約年数だ。
8月から契約
2021サントス・サイクリングフェスティバル第3ステージのウィランガヒルでリッチー・ポートに一人だけついていったルーク・プラップ(InForm TMX Make)。
ルーク・プラップは、オーストラリア選手権TTでも優勝。
サントス・サイクリングフェスティバルで活躍した、20歳の若者は多くのワールドチームから注目を集めていた。
ルーク・プラップには、9つ以上のワールドチームの契約が用意されていたという。
決め手となったのは、優れた設備を備えた、適切に構成されたチームであること。オーストリアからヨーロッパに行くので、チームの専門的なガイダンスがある所が優先された。
まあ、そうなると資金力があってチームが安定しているイネオスは希望のチームとなるでしょうね。
ゲラント・トーマスの道を目指す
Let’s go 👊 #1year #hoorah @AUSOlympicTeam @AusCyclingTeam pic.twitter.com/BwnLqCXM7B
— Lucas Plapp (@LucasPlapp) July 23, 2020
ルーク・プラップは、現在日本に来てオリンピックに参加中。オーストラリアのオリンピック代表選手であり、団体追い抜きのメンバーの一人で、金メダルを目標としている。
2020年2月末にベルリンで行われたトラックサイクリング選手権では、オーストラリアは4位となっている。十分メダルは狙える。
ルーク・プラップは、トラックからロードへの道を目指している。公式サイトでは以下のように述べている。
ゲラント・トーマスがどのようにトラックからグランドツアーの勝者になったのかを見てください。
これが、トラックでの成功にどのようにつながるかを見て、トラックに固執するように私を励ました。
ゲラント・トーマスも元々はトラック選手だった。TTだけでなく、山岳も登れるようになっている。ルーク・プラップは、すでにウィランガヒルで見せたように山岳での力もある。
ヨーロッパでは、2018年世界選手権ジュニアタイムトライヤルで2位とロードしか走ったことはない。
石畳なども、初めての経験となるがまずは研修期間で、様々なレースを経験していくことだろう。ヨーロッパでのレースの予定はこれからだ。
少し長い目で見ていきたい選手だ。
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