イネオスも使用しているPrinceton CarbonWorksから、ロードからグラベルまで対応したDual 5550オールロードカーボンエアロロードホイールセットが登場。
同社の他のホイールと同様にリム形状は独特。
正弦波振動で左右対称の波型のリムだ。Zippに特許侵害で訴えられているけど、結論はどうなったのかな?
Dual 5550
リムハイトは、50〜55mmと異なる独特の起伏のある形状。これはホイールの空力効率を提供すると同時に、荒れた状況下で非常に優れたハンドリング特性を示している。
Dual 5550は、パリ~ルーベで走るために誕生した。すでに2021パリ~ルーベでテスト使用されており、ジャンニ・モスコンが4位でゴールしている。
また、ディラン・ファンバーレは2021世界選手権で使用して2位となっている。このホイールが販売されることになったのだ。
これは、フィリッポ・ガンナが世界選手権TTで使用して勝利したMach 7580ホイールセットの販売に続くものだ。
目標は、30〜32mmのタイヤに空力的に最適化した軽量で強力なリムを作成することだった。
22mmのゆったりとしたリム内部幅とフック状のプロファイルは、28mmのロードクリンチャータイヤと高い圧力のインナーチューブから、50mmのノビータイヤの非常に低い圧力まで対応する。
その汎用性の高さは、タイヤ幅だけにとどまらない。
- クリンチャー
- チューブラー
- リムブレーキとディスクブレーキの両バージョンで提供
クリンチャーバージョンは、チューブレスでもインナーチューブでも使用でき、ソリッドアウターリムベッドにより、繊細なチューブレステープ(またはリムストリップ)の必要性もない。
全てのホイールセットがオーダーメイドであるため、豊富なハブセレクションが用意されている。注文の際に選択可能だ。
- Tactic Racing (Princeton CarbonWorksの姉妹ブランド)
- White Industries
- Tune,
- Industry Nine
- Carbon Ti
- Chris King,
- DT Swiss
仕上げは、マットブラック、マットホワイト、グロスクローム、グロスゴールドから選択できる。
すべてのホイールは、サピムCX-Rayブレードステンレススポークとサピムセキュアロックニップルで構成されている。
Tactic Racingのハブを使用したディスクブレーキクリンチャーセットの重量は、1,440g。
販売価格は、White Industries、Industry Nine、Tuneのハブで一律US$3,000(約34万円)、その他のハブは選択次第で様々なアップチャージが発生するよう設定されている。
このDual 5550は、イネオスが今シーズンも様々なレースで使用することでしょう。
コメント