2021年にTeam DSMからUAE Team Emiratesに移籍したマルク・ヒルシ。
シーズン前半は、思ったような成績が上げられなかった。これは親知らずの抜歯と、腰痛が問題だった。
だが、マルク・ヒルシは、今シーズンもシーズンインが遅れそうだ。
シーズンインが遅れる理由とは
23歳のヒルシは、以前から股関節の痛みに悩まされており、手術を受けることになった。
マルク・ヒルシは、3週間前に股関節の手術を受けたと、オンライン記者会見で語っている。
腰の調子は前より良くなったが、まだ完全ではない。3月より前にレースに出て、クラッシュしてしまってはリスクが大きすぎる。
大事を取っての処置だけど、強度を上げていくのには時間がかかりそうだ。問題は、マルク・ヒルシが大好きなアルデンヌクラシックに間に合うかどうかだ。
マルク・ヒルシのスケジュール
「今のところ、自分のプログラムについては何も言えません。クラシックの出場は回復次第だ。」と語っているマルク・ヒルシ。
予定されているレースは
- 4月10日 アムステルゴールドレース
- 4月20日 フレッシュ・ワロンヌ
- 4月24日 リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
いきなり、アルデンヌクラシック3連戦に出て大丈夫なのか、そちらのほうが心配になる。まあ、まだ暫定スケジュールなので調整レースは入ってくるかもしれない。
マルク・ヒルシは2021シーズン後半のツール・ド・ルクセンブルク第2ステージで優勝。総合でもアルメイダに次いで2位となっている。
2021年シーズン最終戦となった、ベネトクラッシックでもサムエーレ・バティステッラに次いで2位となっている。この頃も腰は万全ではなかったのだろうけど。
腰が万全になれば、マルク・ヒルシは2020年シーズンのように逃げて勝つパターンも復活するはずだ。まずは、レース再開からのマルク・ヒルシの走りに注目したい。
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