現在、2021ブエルタ・ア・エスパーニャを走っているAlpecin-Fenixのジェイ・ヴァイン。
2020年のZwiftアカデミーのファイナリストでプロ契約を勝ち取ったライダーだ。
Zwiftからプロになったが、契約更新するのは男子では初めてではないかな。
2023年まで2年の契約延長
Excited to announce I’ve extended my contract with @AlpecinFenix! I didn’t want to let this opportunity go to waste, this year has been a huge learning experience for me, and I can’t wait to see where the team and I will go over the next few years. #getwreckedjay @GoZwift https://t.co/xROBIyLhEY
— Jay_Vine (@JayVine3) August 27, 2021
アルペシン・フェニックスとの契約を延長したことを発表できることを嬉しく思います!
この機会を無駄にしたくありませんでした。今年は私にとって非常に大きな学びの機会となったし、チームと私が今後数年間にどのような道を歩んでいくのか、とても楽しみです。
まさに夢をつかみ取って、更にその先に進もうとしているのだから凄いことだ。
ジェイ・ヴァインは2020年にはオーストラリアのNero Continentalで走っていた。
2020ヘラルドサンツアーで総合5位、2019ニュージーランド・サイクルクラシック総合3位など、オーストラリア国内で強い選手だった。
当然、ヨーロッパでレースなど行ったこともなく、このままだったら地元の強いレーサーで終わっていただろう。
2021年はアジアとオセアニアのARA-Pro-Racing Sunshine Coastで走る予定だった。
封鎖中に情熱を注いだZwift Academyがなければブロになる可能性などほどんどなかったと言っても良い。
それが、初戦のツアー・オブ・ターキーでトップと1秒差の総合2位という鮮烈なデビューを飾る。
山岳での強さはずば抜けており、ブエルタ初出場のAlpecin-Fenixのエースナンバーを任されるほどに。
集団牽引もするし、第7ステージでは逃げに乗って11位でゴールしている。
そして第13ステージ。最後の登りで抜け出したジェイ・ヴァイン。
With just 500m to go. Heartbreak. So close.
You have to risk it for the biscuit, and folks, today I risked it. #getwreckedjay
📷 La Vuelta@AlpecinFenix pic.twitter.com/zPsLKUsIum— Jay_Vine (@JayVine3) August 26, 2021
ラスト500mまで粘った。本人も
あと500mです。失恋。惜しかった。 ビスケットのためには危険を冒さなければいけない。皆さん、今日は危険を冒しました。
これが、昨年までオーストラリア国内だけで走っていたライダーなんだから、凄いことだ。
しかも、このブエルタの最中に契約更新を発表出来たのもクールだ。残る山岳ステージでも上位で走る姿を見ることが出来るだろう。
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