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2021ツアー・オブ・デンマーク第3ステージ レムコがなんと~

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Photo credit: arne.list on Visualhunt.com
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第2ステージでは、最後のローカルラップに入ってからレムコ・エヴェネプールの引きが凄まじかった。

下りも速いし、登りも速い。下りでは、チームメイトのマーク・カヴェンディシュも分断されてしまうほどだった。

結局、レムコの引きはチームの勝利には繋がらなかったけど。今日もステージは平坦のように見えるけど、獲得標高は2,100mになり、後半もアップダウンの連続。

レース主催者によると、この日がクイーンステージだと言う。距離も長いし、最後はペースが上がって厳しいゴールとなりそうだ。

 

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第3ステージ    トンダー~ヴェイレ 219.2km

第3ステージ photo procyclingstats.com

 

今大会の最長距離。最後に3周のローカルラップとなる。

 

  1. スプリントポイント Løgumkloster
  2. 山岳ポイント Vongshøj 0.6km・4.7%
  3. スプリントポイント Vojens
  4. 山岳ポイント Egtved 0.4km・5%
  5. 山岳ポイント Qstergårdvej   0.9km・8.1%
  6. 山岳ポイント Chr. Winthersvej 0.6km・9.5%
  7. スプリントポイント  Vejle

 

ゴール手前5km    photo procyclingstats

 

ゴールも登っている。勾配はわからないけど少人数でのゴールとなりそうだ。

 

逃げは6人

cycling todsy ストリーミング スクリーンショット以下同様

今大会の最長距離のレースがスタート。

Deceuninck-Quick-Stepは第2ステージからイヴ・ランパールトがDNS。息子が予定よりも10日早く生まれてきたので、自宅に帰っている。

 

スプリントポイント Løgumkloster

1回目のスプリントポイントはミケル・モルコフがゲット。

  1. ミケル・モルコフ(Deceuninck-Quick-Step ) 
  2. マッズ・ピーダスン(Trek – Segafredo
  3. ジャコモ・ニッツォーロ(Team Qhubeka NextHash

 

山岳ポイント Vongshøj 0.6km・4.7%

山岳ポイントは、JENSEN Frederik Irgens(BHS – PL Beton Bornholm)が獲得。

 

残り196kmで逃げグループが出来る。

  1.  VANDEPITTE Nathan(Bingoal Pauwels Sauces WB)
  2.  MAESTRI Mirco( Bardiani-CSF-Faizanè)
  3. BANASZEK Adrian(HRE Mazowsze Serce Polski)
  4. KRISTENSEN Mads Østergaard(ColoQuick)
  5.  TOUDAL Emil(BHS – PL Beton Bornholm)
  6. STAMPE Daniel( Denmark)

 

タイム差は、最大6分まで広がっていたけれど、徐々に詰められていく。

 

2回目の山岳ポイントは逃げ集団が奪っていく。

 

残り73.3kmでタイム差は21秒まで詰められた。

 

逃げは、69.7kmで吸収。

 

集団先頭は、Riwal Cycling Teamがメインで引く。

 

メイン集団から、登りで10数人が抜け出す。これにはレムコ・エヴェネプールも入っている。スプリンターは誰も乗れていない。

 

後続が追いついて23人となる。これが勝ち逃げになりそうだ。

 

山岳ポイント Qstergårdvej   0.9km・8.1%

登りで、ヤニック・シュタイムレが先頭で攻める。レムコは少し後ろで待機。

 

さあ、レムコが攻撃だ。

 

だが、一緒にきた二人が引かないのでやめてしまう。前に出ろと合図。

 

Team DSMのセーアン・クラーウアナスンが逃げてもDeceuninck-Quick-Stepがチェックに入る。

 

レムコが攻撃すると皆が反応。

 

レムコが手を出してミケル・モルコフをを前に出す。

 

山岳ポイント Chr. Winthersvej 0.6km・9.5%

まだ、絞れない。Trek-Segafredoは、マッズ・ピーダスンにジュリアン・ベルナール、マティアス・スケルモースイェンセンと3人もいる。もう少し絞りたい。

 

まだ23人の大集団。Team Jumbo-Vismaは最後尾のマイク・テウニッセンだけ。

 

アップダウンの連続で、常にペースの上げ下げがある。レムコはどこで抜け出すだろう。

 

レムコがセーアン・クラーウアナスンのアタックに反応して3人が抜け出す。

 

すぐに、マイク・テウニッセンがジョイン。先頭は5人となる。

 

セーアン・クラーウアナスン(Team DSM)が、下りで攻めていた時に2番手のレムコが~。

 

お分かりだろうか、レムコはカーブを直進してしまった。落車はしていないが、大きなタイムロスだ。やはり、ここら辺はキャリアの差だろうか?

 

 

これで、先頭は3人になってしまう。

 

 

集団とは50秒離れている。

  1. マイク・テウニッセン(Team Jumbo-Visma)
  2. セーアン・クラーウアナスン(Team DSM)
  3. マッズ・ピーダスン(Trek-Segafredo)

 

追走集団は、20秒まで迫ったきた。ミケル・モルコフとステイン・ステールスがレムコを引く。トレックは抑えだ。

 

3人が最後まで逃げれる可能性は低い。後続の人数が多い。

ただ、追走も集団の中で2人だけが先頭交代して追っている。13秒のリードに変わった。

 

さあ、追走が追いついた。レムコ・エヴェネプールが直進してなかったら、トレックも追わないので、逃げは決まっていただろう。

 

さあ、登りでばらけるか?

ジュリアン・ベルナールがマッズ・ピーダスンを引く。

 

レムコ・エヴェネプールは3番手で通過。

 

あ~、ここでレムコ・エヴェネプールがアタックだ~。

 

ロットの、トッシュ・ファンデルサンドが反応するが~。

 

決まった~。カーブを曲がるともう後ろとはギャップが出来ている。

 

もう、こうなると誰にも止められない。少しアタックのタイミングがカーブを直進してミスしたことで遅れただけとなった。既に、タイム差は36秒も開いている。

 

追走の5人は明らかに追えていない。マイク・テウニッセンもマッズ・ピーダスンも先ほどまで逃げていたのだから、足は残っていない。

 

残り8.4kmで58秒。これがレムコ・エヴェネプールの走りだ。ようやく、昨年の良い頃の走りとなってきた。ヨーロッパ選手権も期待出来るのではないかな。

 

追走は登りでマッズ・ピーダスンが遅れる。トッシュ・ファンデルサンドが登りで仕掛けている。

 

周回コースなので、チームメイトのシェーン・アーチボルトを抜いていく。凄い光景だ。

 

なんと、レムコはメイン集団もラップ。皆スピードを緩めて抜かしてくれる。なんということだ。

 

もう、誰も後ろにはいない。ビクトリーロードを一人で上がっていく。

 

さすがは、レムコ・エヴェネプール。個人タイムトライヤルを待つまでもなく、総合優勝をほぼ決めてしまった。

カーブを直進した時には、ケガをしていなければ良いなと思ったけれど、下りは気を付けて貰わないといけない。

最後の、このレムコ・エヴェネプールのポーズはなんだろうか?

 

リザルト

第3ステージ リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1
 EVENEPOEL Remco
Deceuninck – Quick Step 20 30 4:54:44
2
 VAN DER SANDE Tosh
Lotto Soudal 10 18 1:29
3
 VAN DER LIJKE Nick
Riwal Cycling Team 5 12 1:32
4
 TEUNISSEN Mike
Team Jumbo-Visma   7 ,,
5
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo   4 1:41
6
 CHARMIG Anthon
Uno-X Pro Cycling Team   3 1:54
7
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo   2 3:21
8
 MENTEN Milan
Bingoal Pauwels Sauces WB   1 ,,
9
 RAHBEK Mads
BHS – PL Beton Bornholm     3:23
10
 AASKOV PALLESEN Jeppe
ColoQuick     ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 20 ▲19
 EVENEPOEL Remco
Deceuninck – Quick Step 5 12:44:14
2 8 ▲6
 VAN DER SANDE Tosh
Lotto Soudal   1:33
3 3
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo   1:36
4 18 ▲14
 VAN DER LIJKE Nick
Riwal Cycling Team   1:38
5 12 ▲7
 TEUNISSEN Mike
Team Jumbo-Visma   1:40
6 22 ▲16
 CHARMIG Anthon
Uno-X Pro Cycling Team   2:04
7 11 ▲4
 MENTEN Milan
Bingoal Pauwels Sauces WB   3:31
8 15 ▲7
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo   ,,
9 10 ▲1
 TILLER Rasmus
Uno-X Pro Cycling Team   3:33
10 16 ▲6
 ERIKSSON Lucas
Riwal Cycling Team   ,,

レムコは1分33秒もあれば、総合は決まりだ。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 3 ▲2
 PEDERSEN Mads
Trek – Segafredo 32
2 8 ▲6
 VAN DER SANDE Tosh
Lotto Soudal 21
3 12 ▲9
 TEUNISSEN Mike
Team Jumbo-Visma 16
4  
 EVENEPOEL Remco
Deceuninck – Quick Step 15
5 7 ▲2
 STEIMLE Jannik
Deceuninck – Quick Step 12
6 23 ▲17
 VAN DER LIJKE Nick
Riwal Cycling Team 11
7 9 ▲2
 TILLER Rasmus
Uno-X Pro Cycling Team 11
8 20 ▲12
 SKJELMOSE JENSEN Mattias
Trek – Segafredo 9
9 18 ▲9
 MENTEN Milan
Bingoal Pauwels Sauces WB 8
10  
 CHARMIG Anthon
Uno-X Pro Cycling Team 7

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 WALLIN Rasmus Bøgh
Denmark 40
2 2
 JENSEN Frederik Irgens
BHS – PL Beton Bornholm 32
3 5 ▲2
 TOUDAL Emil
BHS – PL Beton Bornholm 20
4  
 STEIMLE Jannik
Deceuninck – Quick Step 16
5  
 BERNARD Julien
Trek – Segafredo 12
6  
 HANSEN Jesper
Riwal Cycling Team 12
7  
 STAMPE Daniel
Denmark 12
8 4 ▼4
 KACZMAREK Jakub
HRE Mazowsze Serce Polski 12
9 6 ▼3
 VAN POUCKE Aaron
Sport Vlaanderen – Baloise 8
10  
 ERIKSSON Lucas
Riwal Cycling Team 4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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