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ヨナス・ヴィンゲゴーがTeam Jumbo-Vismaと延長契約 3年前には魚市場で働いていたのが信じられないと

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Photo credit: joménager on Visualhunt
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ツール・ド・フランスでプリモッシュ・ログリッチのリタイヤを受けてリーダーとなったヨナス・ヴィンゲゴー。

その活躍は見事で、モン・ヴァントゥのステージでは唯一タデイ・ポガチャルを登りで引き離すという強さを見せてくれた。

最終成績も、総合2位。タイムトライヤルも強く、大きな武器となっている。ヨナス・ヴィンゲゴーはTeam Jumbo-Vismaと3年の延長契約となった。

 

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3年目で大きく飛躍

 

2019年にColoQuickのコンチネンタルチームから、Team Jumbo-Vismaに移籍したヨナス・ヴィンゲゴー。

サッカー少年だったが、父親がデンマーク・ツアーを見に連れていってからサイクリング少年に。背が低く、それほど速いわけではなかったらしい。

チーム在籍3年目となった今年の成績は素晴らしい。

 

Jonas Vingegaard
2021年おもな成績
  • UAE Tour (2.UWT) Stage5優勝 総合46位
  • Settimana Internazionale Coppi e Bartali (2.1) Stage2・4優勝 総合優勝
  • Itzulia Basque Country (2.UWT) 総合2位
  • Critérium du Dauphiné (2.UWT) Stage8 2位 総合51位
  • Tour de France (2.UWT) 総合2位

 

今年は飛躍の年となった。

UAEでは当初、セップ・クスのアシストとして参加。だが、第5ステージでは逆にセップ・クスのアシストを受けてステージ優勝。

続く、コッピ・エ・バルタリではチームメイトがほとんど開発チームのメンバーながら、ステージ2勝に総合優勝を上げる。

バスク・カントリーではプリモッシュ・ログリッチについで、ワンツーで総合2位となる活躍。これでツールへの出場も確実になった。

ツールでの活躍は、いうもまでもない。

 

3年半前には

こちらは魚市場で働くヨナス・ヴィンゲゴー

 

まだ、Team Jumbo-Vismaに移籍するまでは、ヨナス・ヴィンゲゴーは朝早くから魚市場で働いていた。

早朝から働いて、午後から4時間の練習に出る。プロでないならば、仕方のないことだ。2016年からColoQuickのコンチネンタルチームに所属しているが、それほど凄い成績を上げている訳ではない。

2018 Giro Ciclistico della Valle d’Aosta Mont BlancのU23レースのプロローグを征したくらいだ。

決してジュニア時代から、才能ある成績を残せていた訳ではないのに、ツールでの活躍。そして、ワールドチームでの契約延長というのは本人も想像できていなかったことだ。

現在24歳のヨナス・ヴィンゲゴーは、27歳までチームに留まる。いずれ、グランドツールでエースを務める日がくるのも遠くないだろう。

 

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