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ツアー・オブ・ターキー第2ステージ ついにマーク・カヴェンディシュが~

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Photo credit: Carl Campbell on VisualHunt.com
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トルコで行われているツアー・オブ・ターキーの第2ステージ。

スタートは昨日と同じコンヤの市街地からスタートする。最後の60kmも昨日のステージと同じコースを走るので、道幅が広く厳しいスプリントトレインは各チーム共に作れないだろう。

特にゴール前には、カーブがあることがわかっているので、今日のステージではここまでに集団を絞るような動きをしておかないといけない。

 

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第2ステージ コンヤ~コンヤ 144.9km

第2ステージ photo tourofturkey

 

スタートから約500m近く登っていくけど、後半は下り基調となるので最後はスプリントが予測される。

最初の2級山岳も距離は14.6kmと長いが、平均勾配は2.6%と緩やか。当然、スプリンターチームはゴール前まで逃げを捕まえる動きとなるはず。

 

8人の逃げ

photo Tiz-cyclingストリーミングより 以下同様

 

最初に逃げだしていた3人が2級山岳を越えていく。

  1. ZOCCARATO Samuele (Bardiani-CSF-Faizanè)
  2. WEULINK Meindert (ABLOC CT)
  3. BUTS Vitaliy (Salcano Sakarya BB Team)

 

 

3人の逃げから、5人が合流して8人と逃げとなっている。アスタナのアルチョム・ザハロフが逃げに入っている。

彼は、トラックのスペシャリストであり、カザフスタンのオリンピック代表選手を目指している。

2017・2018年のカザフスタンチャンピオンだ。

  1. ZAKHAROV Artyom (Astana – Premier Tech)
  2. LÓPEZ-CÓZAR Juan Antonio (Burgos-BH)
  3. ETXEBERRIA Josu (Caja Rural – Seguros RGA)
  4. TRACZ Szymon (Team NIPPO-Provence-PTS Conti)
  5. CASTILLO Ulises Alfredo (Wildlife Generation Pro Cycling)

 

7人は綺麗に回している。残り62kmで1分34秒のタイム差。

 

マーク・カヴェンディシュとアンドレ・グライペルが並んで話している。二人は元チームメイト同士。2010年のTeam HTC – Columbiaの時には、カブがアシストしていたこともある。

まあ、ライバル同士だった訳ですけどね。

 

ファビオ・ヤコブセンは、今日も長袖のジャージを着ている。鼻には呼吸を楽にするためかテープを貼っている。

 

残り49kmとなってタイム差は1分18秒。それにしても寒そうな恰好で走っている。ネックウォーマーにイヤーウォーマーもしている。

先頭はステイン・ステールスではないかな。

 

第1ステージで2位となったクリストファー・ハルヴォルセン(Uno-X Pro Cycling Team)は集団後方でのんびり走っている。ポイント賞ジャージを着ている。

 

残り27kmとなってタイム差は33秒。少しずつ前の姿も大きくなってきた頃だ。

 

アスタナのアルチョム・ザハロフは単独アタックをかけないのかな。ここまで逃げているならばタイム差的にも、そろそろ抜け出して良い頃だと思うけど。

 

第1ステージでは5位だった、ジャスパー・フィリップセン(Alpecin-Fenix)。今日は何位に入るかな?

 

ラスト23.1kmで落車発生。なんとか立ち上がって走り出すだすけど痛そうだ。DELKOのライダーは名前わからず。

  1. ZUKOWSKY Nickolas (Rally Cycling)
  2. ROSLI Muhammad Nur Aiman Bin (Team Sapura Cycling)

 

ゴールまで20kmを切ってタイム差も25秒となってきた。

 

ラスト19kmで3人が前に出るが、逃がして貰えない。ここで協調しないと捕まってしまう。

 

アスタナのアルチョム・ザハロフがスプリントポイントを1位通過。そのまま逃げるかと思ったけれど後ろを待っている。

 

先頭も疲れてきて、回せない選手も出てきているようだ。もう20秒を切っている。

 

集団前方にクイックステップのメンバーも上がってくる。

 

逃げグループは、最後は2人になって逃げ続けるがもう後ろに集団がいる。

 

最後まで頑張って逃げた二人は、タッチして健闘を称えあう。

 

ラスト6.2kmの状態だけど、道幅が広いので収拾がつかない感じだ。道幅一杯になって集団は進む。

 

ラスト2.4kmでIsrael Start-Up Natioがトレインを作る。これをB&Bホテルのトレインが抜いていく。

 

ゴール前で、Israel Start-Up Natioのトレインを、後ろからAlpecin-Fenixのトレインが抜いていく。

Deceuninck – Quick Stepは、シェーン・アーチボルト、アルバロホセ・ホッジ、マーク・カヴェンディシュの並びだ。

 

 

ゴール前で完璧なトレインから解き放たれた、ジャスパー・フィリップセンがゴールに向かって突き進む。

アンドレ・グライペルはリック・ツァベルのアシストから飛び出すが~。

 

これを後ろからマーク・カヴェンディシュがまくりにいった~。

 

やったー、マーク・カヴェンディシュが勝利だ~。

なんと、2018ドバイツアーの第3ステージ以来の勝利で147勝目だ。実に1159日振りの勝利。今回チームは6人しかメンバーがいない状態で他のチームよりも一人少ない。

本来ならば、ベルト・ファンレルベルフも出場する予定だったのだが、理由はわからないが欠場となっている。代替えメンバーも間に合わなかったようだ。

しかも、最後は3人しかゴール前に残っていない状態の中で、最後にまくり上げたのは素晴らしい。ジャスパー・フィリップセン、アンドレ・グライペルを抜き去っての勝利は格別だろう。

キス病での不調からツール・ド・フランスの出場どころか、今シーズンの所属チームもなかった状態だった。

そこからの勝利というのは本人のみならず、チームにとっても嬉しいニュース。これでマーク・カヴェンディシュもウルフパックの勝利を担うライダーの一人となった。

 

こちらはハイライト動画

 

こちらはゴールのシーン

 

リザルト

第2ステージリザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  CAVENDISH Mark Deceuninck – Quick Step 20 30 3:17:26
2  PHILIPSEN Jasper Alpecin-Fenix 10 18 ,,
3  GREIPEL André Israel Start-Up Nation 5 12 ,,
4  DE KLEIJN Arvid Rally Cycling   7 ,,
5  ANIOŁKOWSKI Stanisław Bingoal Pauwels Sauces WB   4 ,,
6  PEÑALVER Manuel Burgos-BH   3 ,,
7  LONARDI Giovanni Bardiani-CSF-Faizanè   2 ,,
8  MOZZATO Luca B&B Hotels p/b KTM   1 ,,
9  ZABEL Rick Israel Start-Up Nation     ,,
10  WÆRENSKJOLD Søren Uno-X Pro Cycling Team     ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 7 ▲6  CAVENDISH Mark Deceuninck – Quick Step 5 4:52:54
2 1 ▼1  DE KLEIJN Arvid Rally Cycling   ,,
3 8 ▲5  PHILIPSEN Jasper Alpecin-Fenix   0:04
4 2 ▼2  HALVORSEN Kristoffer Uno-X Pro Cycling Team   ,,
5 9 ▲4  GREIPEL André Israel Start-Up Nation   0:06
6 3 ▼3  BARBIER Pierre DELKO   ,,
7 39 ▲32  ZAKHAROV Artyom Astana – Premier Tech   0:07
8 4 ▼4  DE BIE Sean Bingoal Pauwels Sauces WB   ,,
9 5 ▼4  SLIK Ivar ABLOC CT   0:08
10 6 ▼4  BUTS Vitaliy Salcano Sakarya BB Team   ,,

マーク・カヴェンディシュはリーダージャージも獲得だ。ファビオ・ヤコブセンはラスト5.6kmで集団から切れて167位の1分46秒遅れでゴール。Team NIPPO-Provence-PTS Contiの織田聖は21位と健闘。

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 4 ▲3  CAVENDISH Mark Deceuninck – Quick Step 27
2 1 ▼1  DE KLEIJN Arvid Rally Cycling 27
3 5 ▲2  PHILIPSEN Jasper Alpecin-Fenix 25
4 6 ▲2  GREIPEL André Israel Start-Up Nation 23
5 3 ▼2  BARBIER Pierre DELKO 18
6 7 ▲1  LONARDI Giovanni Bardiani-CSF-Faizanè 18
7 9 ▲2  PEÑALVER Manuel Burgos-BH 17
8 2 ▼6  HALVORSEN Kristoffer Uno-X Pro Cycling Team 14
9    ANIOŁKOWSKI Stanisław Bingoal Pauwels Sauces WB 11
10 8 ▼2  BELLETTI Manuel EOLO-Kometa 8

マーク・カヴェンディシュはポイント賞もトップ。

山岳賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 3 ▲2  BUTS Vitaliy Salcano Sakarya BB Team 9
2    ZOCCARATO Samuele Bardiani-CSF-Faizanè 4
3 1 ▼2  SLIK Ivar ABLOC CT 3
4 2 ▼2  DE BIE Sean Bingoal Pauwels Sauces WB 2
5    CASTILLO Ulises Alfredo Wildlife Generation Pro Cycling 2
6    CHRISTEN Fabio Team NIPPO-Provence-PTS Conti 2
7    ETXEBERRIA Josu Caja Rural – Seguros RGA 1

 

 

 

 

 

 

 

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