ツール・ド・フランス第1ステージで起こった2度の大規模な落車で、イネオスも無傷ではなかった。
ゲラント・トーマスは、最後まで厳選された先頭の中に残っており、10位でフニッシュ。リチャル・カラパスもトップから13秒遅れの22位でゴール。
問題は、2020ジロ優勝のテイオ・ゲイガンハートと、2020ツール総合3位のリッチー・ポートが大きく遅れてしまったこと。
すでに、リーダー戦略の作戦を変えないといけない事態になっている。
1回目の落車
An absolutely massive crash has held up the peloton heading into the final 40km. We hope everyone who went down is okay.@taogeoghegan and @richie_porte were held up by the crash. Our other six riders are at the front of a slowed down lead group. #TDF2021 pic.twitter.com/xeiNPzauSA
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) June 26, 2021
標識を持った道端のファンによって引き起こされた最初の落車で、テイオ・ゲイガンハートとリッチー・ポートが巻き込まれてしまった。
だが、二人はなんとか先頭集団に復帰。しかし、その後に起こったゴール手前7.3kmでの落車ではスピードも出ており、二人が再び落車に巻き込まれてしまう。
チームは保護されたライダーとして
- ゲラント・トーマス 総合10位 18秒遅れ
- リチャル・カラパス 総合22位 23秒遅れ
- テイオ・ゲイガンハート 総合65位 2分26秒遅れ
- リッチー・ポート 総合123位 5分43秒遅れ
の4人がいた。
だが、落車により作戦変更となるのは間違いない。
テイオ・ゲイガンハートと、リッチー・ポートはGとカラパスの二人のアシストとして働くようになる。リッチー・ポートについては、レース前からアシストとして参加すると言っていたので問題はない。
問題は、テイオ・ゲイガンハートで結構レース前から強気な発言をしていたが、落車によってアシストに降格するのはやり切れないだろう。
ツールは開幕戦から多くのチームに作戦変更をしいられるレースとなってしまった。
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