トム・ピドコックはイネオスにに移籍して1年目にして大きな足跡を残している。
残念ながら、ロードスケジュールを延長して出場する予定だった、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュには出れなかったけど。
トム・ピドコックは、東京オリンピックMTB出場に向けてロードスケジュールを一時停止。
MTBに切り替えている。だが、イネオスのバイクサポートのピナレロにはMTBは存在しない。
そのためピドコックが使用するMTBは何になるのか注目されていた。どこのMTBに乗るのだろう。
ワールドカップとオリンピックで使用
トム・ピドコックが使用するのは、ブランド化されていないBMC Fourstrokes。黒塗りされていてブランド名は消されている。
これまでトム・ピドコックはスペシャライズドのMTBに乗っていた。でもまあ、イネオスに所属してスペシャライズドに乗り続けるのもチーム事情として難しかったのかもしれない。
トム・ピドコックは、イネオス・グレナディアーズのマウンテンバイクの存在感を先導することになる。
ピドコックは、UCIアンダー23クロスカントリーマウンテンバイクチャンピオンと電動MTB世界チャンピオンに昨年なっている。
今後、MTBの世界でエリートチャンピオンとなることも当然予想される。まだ21歳ですからね。そうなるとチームは嬉しい悲鳴となるだろう。
チーム期待の星
Bad news for @Tompid fans – he will now miss #LBL, as he’s still feeling the effects of his crash at Fleche on Wednesday.
Good news – he’s resting up, and will be ready for his first MTB race of the season in Switzerland next weekend 👊 pic.twitter.com/E0XFItlq05
— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) April 24, 2021
トム・ピドコックにはチームは多大な期待を寄せている。1年目にしてブエルタ・ア・エスパーニャへの参加。
クラシックに順応したと思われた時から、肋骨骨折したミハウ・クフィアトコフスキに変わるクラシック班のエースとして指名。
当然、将来的にはマチュー・ファンデルプールのようにシクロクロス、MTB、ロードバイクで世界チャンピオンを狙うようになるだろう。
すでにU23では世界王者なのだから、数年後にはなっている可能性は高い。こうなるとピナレロもMTBやシクロクロスバイクを作らざるを得なくなるのではないかな。
良い宣伝にもなるし。
トム・ピドコックのMTBスケジュールは
- Swiss Cup in Leukerbad(ロイカーバード)
- World Cup Albstadt(アルプシュタット)
- World Cup Nove Mesto(ノーブメスト)
- World Cup Leogang(レオガング)
今年の東京オリンピックでは、MTBは英国代表としてマチュー・ファンデルプールやニノ・シューターと戦うようになるだろう。
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