シクロクロスやグラベルバイクでは、リム打ちすることが多いので主にチューブラータイヤが使われる。
だが、このRimpact CXタイヤインサートを使うとクリンチャータイヤでも空気圧を減らして使用することが出るタイヤインサートとなっている。
シクロクロスで使うことを念頭において設計されている製品だ。
Rimpact CXタイヤインサート
クリンチャータイヤのチューブの代わりにCXタイヤインサートをいれている。
この、シクロクロスタイヤインサートの設計では、重量が非常に優先され、55gと軽く仕上がっている。
シクロクロスのレースの場合には、タイヤ幅が33mm以下と決まっている。
狭い幅のインサートを作るために、2つの異なる密度のフォームを使用することで、保護、重量、設置の容易さのバランスをとっている。
柔らかい層は、振動と大きな衝撃の両方のためのダンパーとして機能しながらタイヤをサポートしている。
硬い層は、衝撃からの保護を提供し、力を吸収して発散するシェルとして機能する。
力が加えられると(岩や四角いエッジに当たったとき)、Rimpact CXの上層は保護を強化し、力をそれ自体を通してではなく、保護しているリムに放散する。
直接リムまで、衝撃が伝わらないのでリムの保護にもなりますね。
チューブが必要ないので、Rimpact CXにはバルブも入っている。
使い方は、タイヤ周長に合わせてインサートを切断して、タイヤの中にいれてホイールにはめ、空気を入れるだけだ。
Rimpact CXタイヤインサートの主なセールスポイントの1つは、チューブラーで可能な低圧で走行することを、クリンチャータイヤでも可能にすることにある。
その他のメリットは次のとおり。
- パンクからの保護
- リムの損傷を軽減する
- 振動を減衰させる
シクロクロスバイクには、サスペンションがないため振動減衰してくれるのは、とてもメリットがあるはずだ。
価格は£69.99(約7,200円)で、2つのRimpactシクロクロス/グラベルタイヤインサートと2つの44mmまたは55mm Rimpactチューブレスバルブが付属する。
CXインサートは700cホイールでのみ使用可能であり、UCI仕様のCX(33c)タイヤ、リム内部幅17mm〜25mm、および33c〜45cの範囲のタイヤと互換性がある。
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