イタリアのカスタムバイクビルダーTRedは、超軽量のREATitanideチタンロードバイクを発表した。
バワーメーターがついて6.3kg。バワーメーターなしだと6.1kgという超軽量な仕上がりとなる。
チタンバイクで、これほど軽いバイクは中々ないのではないだろうか。
TRed REA Titanide限定版超軽量チタンロードバイク
TRedは、新しい軽量バイクプロジェクトをReaと名付けた。
Reaは、ゼウスの神話上の母親、12人の古代ギリシャのタイタンの1人。大地神Geaと天空神Uranoの娘であり、Reaはオリンポスの神々を誕生させ、最終的に反逆者となっている。
TRedは、Reaが元ヒロインではあるが無法者でもあると言っている。
そこで、UCIの6.8kgの重量制限を下回った、スーパーバイクが登場する。反逆と言ったところかな。
TRedは、これまでも6.8kgを下回る軽量バイクを登場させているが、今回はこれを更に上回るものだ。
Reaフレームは、TRedがFour.Tiチタンで作られておりTIG溶接されている。
これは、慎重に成形された独自の軽量tiチューブと、ボトムブラケット、ドロップアウト、および6/4チタンの固体ブロックから機械加工されたヘッドチューブを組み合わせたもの。
フレーム表面は、ハンドミラー研磨されたグラフィックを備えた特別なサンドブラストチタン仕上げを施している。
BBは標準T47ネジ式ボトムブラケットを採用。
ケーブルは、超軽量のスペイン製の手作りDARIMOカーボンツーピースエリプスコックピットを使用して完全に内部に配線されており、すべてを内部に隠して調整することができる。
ヘッドセットは、Deda DCR。
ジオメトリはReaで完全にカスタム化されており、TRed独自のLeHonardパラメトリックデザインソフトウェアを使用してユーザーに合わせてカスタマイズされる。
軽量化のために、SRAM Red AXSメカニカルブレーキグループセットを使用。
特別に仕上げられたCaneCreek eeWings tiクランクセットに、Sigeyi AXOパワーメータースパイダーを使用。48/35TCorbon-Tiチェーンリングが付いている。
シートポストも軽量なDARIMOのT215mm SBシートポスト。カーボンシートポストクランプは4g。サドルも軽量なGeluのカーボンサドル。
ホイールはTOOT。TORAY®T800UDカーボンリムでリムハイトは32mm。Vittoria CorsaSpeedタイヤが接着されている。
当然、これだけの軽量パーツを使ったスーパーバイクは高価で、完全なTRedRea超軽量チタンバイクは8990€(約110万円)から始まる。
公式インスタグラムでは発表されているが、公式サイトへの掲載はまだのようだ。
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